デジタルデータは削除しても見えなくなっているだけで専用ソフトを使えば復旧できる。どこかで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
これを実感する出来事があったのでメモしておきます。
先日、外出した際にデジカメで写真を撮っていたのですが突如カードエラーが発生。
以前にも起きたことがあり、電源を切ってSDカードを抜き差しすれば復旧するのが対処法でした。
たいがいはSDカードの不良セクタが原因と思われます。
ところがこの時は、ボタンを押してもなかなか電源が切れない!
しばらくカメラがフリーズしたのち、ようやく復帰。この後は普通に撮影ができました。
使っていたSDカードは使用前にフォーマットしてあったので不良セクタはあまりないはずで、カードエラーの原因が気にはなっていました。
で、家に帰ってPCでSDカードのデータを見てみたら、ちょうどカードエラーが起きる直前の写真が無くなっているではないですか!
だいぶ焦りました。
このカメラはSDカードに自動でフォルダを作成しその中にデータを保存していきます。
DCIMというフォルダの下に999枚ごとにフォルダが作られていくのですが、直近のフォルダが消失。900枚くらいが被害に遭いました。幸いにも旅行前に撮影した分はPCにコピーしていたので大丈夫だったのですが、それでも旅行中に撮影した700枚程度が無くなってしまいました。
2泊3日でそんなに撮影していたのにもびっくりですが…。
さすがに焦りました。で、いろいろ調べていくと無料でデータ復元ができるソフトがいくつかあるようなので試してみました。
試したのは3種類。
スクショでも取っておけばよかったのですが、当時はそれどころではなく…。
- Recuva
古いソフトらしく復元できないことも多いらしいとのことですが、案の定ダメでした。
初めにこれを試したのは復元できるデータの容量が無制限だったので。
- Tenorshare 4DDiG
次に試したのはこちら。少々待つとなんとデータが見えるようになりました。
さてここからが問題。
復元したいデータは約3GBですが無料で出来るのは2GBまで。
ファイル名とサムネイルはソフトで見ることができるので、復元優先度が高いデータを選んで2GBに抑えて復元ボタンをポチッ。
バーが表示され左から右に延びていくのですが、途中でSTOP!
0.5GBで容量上限と表示されました。聞いていた話と違うぞ!!
で、いろいろ調べるとSNS(XかFacebook)でシェアすると追加の容量が無料でもらえるらしい。右上のボタンを押して出てくるメニューを探すとそれっぽいのがあるので押したら容量が増えました。
ちなみにXを選んだら投稿画面が出て文章とURLが記入済のポストが出てきますが、投稿せずに閉じたのでシェアするふりでもいいみたいです。
さて、0.5GBは復旧できているので残りの1.5GB分をもう一度選びなおして復元。
ちなみに0.5GBは指定した写真数百枚の中から割とランダムだったので、どれが復元済みなのか確認しながらの作業で手間がかかりました。
復元できていない残りの約1GBは、課金すれば容量制限がなくなるので復旧できますがちょっと高い。
そこで3つ目のソフト
- EaseUS Data Recovery Wizard
使った感じは見た目はTenorshare 4DDiGとちょっと違いますが、中身は同じような感じで、このソフトでも復元できました。
同じように容量制限2GB(これもSNSシェアが条件!同じように右上のボタンから)でした。
というわけで残っていた写真をまた選択して復元。
かくして消えたデータはすべて取り戻すことができました。
今回データが消えた要因ですが、おそらくSDカード内の容量が多すぎてカメラ側で処理できなかったのが原因ではないかと思っています。再現していないので不確かですが128GBのSDカードに半分ちょっとデータが入っていた状態でしたので、カメラ側で認識できる上限が64GB程度だったのでしょう。
SDカードの容量がいっぱいになると、これ以上撮影できませんと表示されるのですが、今回はそうではなくカメラ側が想定していない事態になって、フォルダを削除したのかもしれません。(=カードエラーが出た時になかなか電源が切れなかったのは、削除に時間がかかっていたためではないかと)
幸いにも後から撮影したデータで上書きされなかったので復元ができました。
カードエラーが出た後に撮影したデータは無事でしたが、999枚に達する前にもかかわらず別のフォルダに格納されていました。
とりあえず焦りましたが、復旧できてよかった。
今どきのスマホの方がきれいに撮れたりもしますが、片手でサクッと撮れるのがコンデジの良いところ。
写真を撮るために特化したレンズ、グリップ、シャッター、ダイヤルは、スマホでは替えが利きません。スマホのタッチパネルや電子シャッターはどうも慣れません。
