今週の医療機器ニュース | 医療DX、デジタルヘルスと医療機器のニュースを1週間分まとめて10分でチェック

医療DX、デジタルヘルスと医療機器のニュースを1週間分まとめて10分でチェック

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○キヤノン、新型コロナの検査システム開発着手
○シーメンス,放射線技師同士をつなぎCTやMRIの検査の品質均一化と効率化
○日立グループ、中国の新型コロナ肺炎対策で、CT装置などを寄付
○AMED、「高度遠隔医療ネットワーク研究事業」公募
○プロジェクションマッピング技術による手術ガイドシステム
○緑内障の早期発見を実現するヘッドマウント型視野計
○住友生命と協定を締結、がん検診率向上等で協力
○丸紅、インドネシア病院に出資 血液検査など連携
○福岡県社会保険医療協会を再生支援 政府系ファンド

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○キヤノン、新型コロナの検査システム開発着手
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56032390V20C20A2TJ1000/
キヤノンメディカルシステムズは、新型コロナウイルスの検査シス
テムの開発を始めたと発表した。日本医療研究開発機構(AMED)の
プロジェクトに、キヤノンメディカルが国立感染症研究所や
長崎大学とともに参画する。LAMP法は一定の温度を維持しながら
遺伝子を増やすため、検査装置が小型で済むのが利点だという。
(日経新聞 2020.2.25)
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○シーメンス,放射線技師同士をつなぎCTやMRIの検査の品質均一化と効率化
https://www.innervision.co.jp/products/release/20200406
シーメンスヘルスケアは,放射線科におけるCT,MRI検査において,
操作コンソール画面の共有と放射線技師同士の音声チャットや
ビデオ通話を可能とする遠隔検査プロトコル支援システム
「syngo Virtual Cockpit(シンゴ・ヴァーチャル・コクピット)」
の販売を開始した。
高い専門性を有する放射線技師は,他の場所で画像診断機器を
操作している技師にアドバイスしたり,検査をガイドしたりする
ことが可能になるため,検査の質とスピードが高いレベルで均一化
されると同時に,効率化が実現され,高度な画像診断をより多くの
患者に提供できるようになる。
(INNERVISION 2020.2.26)
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○日立グループ、中国の新型コロナ肺炎対策で、CT装置などを寄付
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2020/02/0210a.html
日立グループは、中華人民共和国での新型コロナウイルス感染に
よる肺炎への対策を支援するため、コンピュータ断層撮影(CT)装置
「Supria16(5M)」や寄付金、医療関連物資など計約400万元
(約6,300万円)相当を寄付することとしました。
(日立ニュースリリース 2020.2.10)
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○AMED、「高度遠隔医療ネットワーク研究事業」公募
https://www.amed.go.jp/koubo/02/01/0201B_00088.html
実際に遠隔地から手術支援ロボットを使用した概念実証(POC)を
実施した上で課題を抽出し、課題解決のための研究開発を行います。
令和2年4月2日締め切り。
(AMED 2020.2.28)
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○プロジェクションマッピング技術による手術ガイドシステム
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2002/26/news020.html
京都大学は2020年2月7日、三鷹光器、パナソニックと共同で、
プロジェクションマッピング技術を応用した手術ガイドシステム
「Medical Imaging Projection System:MIPS(ミップス)」を
開発したと発表した。手術中に臓器が動いたり変形しても、
リアルタイムで追従できる。医薬品医療機器等法に基づき、
2019年11月20日に「ICG蛍光観察装置」としてクラスII医療機器の
製造販売承認を取得している。
(ITmedia 2020.2.26)
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○緑内障の早期発見を実現するヘッドマウント型視野計
https://ascii.jp/elem/000/004/003/4003840/
3月19日(木)、東京・赤坂にて開催される。
「JAPAN INNOVATION DAY 2020 by ASCII STARTUP」にて出展する、
先端テック出展ブースの紹介。クリュートメディカルシステムズの
『ヘッドマウント型視野計アイモ』など。
(ASCII 2020.2.25)
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○住友生命と協定を締結、がん検診率向上等で協力
https://www.townnews.co.jp/0610/2020/02/28/519482.html
秦野市は、がん検診受診率の向上と健康増進のため、住友生命保険
相互会社町田支社と連携協定を締結した。
健康診断受診率の向上、がん対策などで協力する。
(タウンニュース 2020.2.28)
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○丸紅、インドネシア病院に出資 血液検査など連携
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56021220V20C20A2TJ1000/
丸紅は、インドネシア最大の民間病院グループのシロアム・インター
ナショナル・ホスピタルズ(ジャカルタ)に出資したと発表した。
医薬品販売や血液検査のほか、人間ドックなどの健康分野で連携する。
(日経新聞 2020.2.25)
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○福岡県社会保険医療協会を再生支援 政府系ファンド
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56035240V20C20A2LX0000/
政府系ファンドの地域経済活性化支援機構(REVIC)は、福岡県内で
7つの病院などを運営する福岡県社会保険医療協会の再生支援を決めた
と発表した。メインバンクの福岡銀行や病院事業の桜十字グループ
(熊本市)と連携する。7病院は人口減少が進む県内3地域に跨がり、
経営環境は厳しかった。
(日経新聞 2020.2.25)
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