今週の医療機器ニュース | 医療DX、デジタルヘルスと医療機器のニュースを1週間分まとめて10分でチェック

医療DX、デジタルヘルスと医療機器のニュースを1週間分まとめて10分でチェック

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○共同利用するCT・MRIなど購入費の一部を特別償却可能―厚労省
○長瀬産業 CT画像 高画質再構成
○メタデータ、未来のAI医療の礎となる乳がんのリンパ節転移の有無判定AIを開発
○富士フイルム、医療事業の販促に1.7億円
○日立など「スマート手術室」20年発売 AIによる助言も
○日立の放射線治療システムを導入した永守記念が治療開始
○小児がんの重粒子線治療費を最大全額補助する制度 大阪府が全国で初めて
○ヤマシタヘルスケアが大幅続伸、医療機器販売好調
○日立キャピタル、オランダに新会社
○マルウェアを使ってCTやMRIの画像に「偽のガン腫瘍」を追加

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○共同利用するCT・MRIなど購入費の一部を特別償却可能―厚労省
https://www.medwatch.jp/?p=25754
医療従事者の働き方改革に資する機器等の購入、地域医療構想の
実現に向けた病院の改築等、共同利用を推進する場合のCT・MRIの
購入にかかる費用について、一定割合を特別償却することを認める―。
厚生労働省は3月29日に通知「地域における医療提供体制の確保に
資する設備の特別償却制度について」を発出し、こうした点を
明らかにしました。
たとえば買い替えの場合「買い替え前の全身用CT・MRIの利用回数」
が、全身用CTでは20件(1か月当たり)、全身用MRIでは40件
(1か月当たり)を上回っていることが条件です。
また新規導入の場合、他の病院・診療所と連携して共同利用を行う
予定であることが外形的に確認(連携先との協定書等)できること。
※法改正前は、検査件数と共同利用の条件なく特別償却できました
 ので、適用が厳しくなりました。
(メディウォッチ 2019.4.4)
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○長瀬産業 CT画像 高画質再構成
https://www.chemicaldaily.co.jp/%e9%95%b7%e7%80%ac%e7%94%a3%e6%a5%ad%e3%80%80%ef%bd%83%ef%bd%94%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%80%80%e9%ab%98%e7%94%bb%e8%b3%aa%e5%86%8d%e6%a7%8b%e6%88%90/
長瀬産業は、新事業創出の一環としてメディカル事業を強化する。
2018年に経営企画部内に新設した「メディカル事業推進チーム」が
中心となって、従来に比べ約半分のCT線量で画像の高画質化を
実現するメディックビジョン(イスラエル)製システム「SafeCT」
の提案を促進。さらに同じ原理を用いて開発されたMRI向けシステム
「iQMR」の日本市場への投入も計画している。
(化学工業日報 2019.3.28)
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○メタデータ、未来のAI医療の礎となる乳がんのリンパ節転移の有無判定AIを開発
https://japan.cnet.com/release/30303867/
メタデータ株式会社は、深層学習による、乳がんリンパ節転移有無
判定AIを公表いたします。2016年度より、厚生労働省科学研究費
プロジェクトの共同研究パートナーとして、メタデータ社は東京大学
およびインスペック株式会社と共に、病理デジタル画像・人工知能
技術を用いた、病理診断支援ツールを研究開発してまいりました。
(CnetJapan 2019.3.28)
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○富士フイルム、医療事業の販促に1.7億円
https://www.nna.jp/news/show/1886711
富士フイルムのタイ現地法人フジフイルム(タイランド)は、
グローバルに展開するブランディングキャンペーン「ネバー・ストップ」
を実施すると発表した。前年から倍の5,000万バーツ(約1億7,400万円)
以上を投じ、医療事業の認知度向上を目指す。
(NNA ASIA 2019.4.1)
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○日立など「スマート手術室」20年発売 AIによる助言も
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43283450T00C19A4TJ2000/
日立製作所やデンソー、東京女子医科大学などが共同で、様々な
医療機器を連携させて手術の安全性や効率を高めた「スマート手術室」
を実用化する。手術の進行や患者の状態を丸ごとデータ化し、
執刀医の判断を支援する。人工知能(AI)による助言も組み込む。
日本企業が強みを持つ工場の自動化ノウハウを医療現場に応用。
パッケージでの輸出を目指す。
(日経新聞 2019.4.3)
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○日立の放射線治療システムを導入した永守記念が治療開始
https://www.innervision.co.jp/products/release/20190518
日立製作所は,日立の放射線治療システムを導入した京都府立
医科大学永守記念最先端がん治療研究センターが,2019年4月1日から
治療を開始したことを発表した。
(INNERVISION 2019.4.1)
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○小児がんの重粒子線治療費を最大全額補助する制度 大阪府が全国で初めて
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190402/GE000000000000027209.shtml
大阪府は、今月から府内在住で15歳未満の小児がん患者を対象に、
治療の費用を所得制限付きで最大全額を補助する制度をスタート
させました。
(MBS News 2019.4.2)
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○ヤマシタヘルスケアが大幅続伸、医療機器販売好調
https://minkabu.jp/news/2354428
主力の医療機器販売で一般機器、一般消耗品、低侵襲治療、専門の
各分野が好調に推移。電子カルテシステムなど情報・サービス分野も
好調に推移した。また、物流効率化による販管費抑制なども利益を
押し上げた。
(みんかぶ 2019.4.1)
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○日立キャピタル、オランダに新会社
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43259270S9A400C1000000/
日立キャピタルは2日、オランダに新会社を設立すると発表した。
建設機械や医療機器の販売店向けに、商品を提供する際にリース
などの金融サービスを提供する。
(日経新聞 2019.4.2)
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○マルウェアを使ってCTやMRIの画像に「偽のガン腫瘍」を追加
https://gigazine.net/news/20190404-fake-cancerous-ct-malware/
CTやMRIといった医療用機器の脆弱性を悪用したマルウェアを用いる
ことで、これらの機器を用いた診断、例えば「ガンの画像診断」の
結果などを改変することができるとイスラエルの研究者が指摘。
(GIGAZINE 2019.4.4)
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