今週のヘルスケアITニュース、医療ITニュース | 医療DX、デジタルヘルスと医療機器のニュースを1週間分まとめて10分でチェック

医療DX、デジタルヘルスと医療機器のニュースを1週間分まとめて10分でチェック

診療情報管理士、上級医療情報技師、介護初任者研修の資格をもつ管理人が、医療DX、デジタルヘルス、プログラム医療機器(SaMD)、医療行政、地域包括ケア、在宅医療・介護、地域医療、ヘルスケアアプリ、ICT、IoT、AI、PHR、RWD、医療機器、電子カルテのニュースを毎週発信

■行政等動向
○医療や農業でIT・AI活用=政府が基本計画
○健康情報のルール明確化へ 職種ごとに権限範囲定める 厚労省
○CIN推進事業で公開シンポ‐7月12日、日本医療研究開発機構
○協会けんぽ、健保組合に比べて単価の低い傷病で長期間入院する被保険者が多い
○東神楽町 健康データ提供者にポイント ベンチャーと連携、実証試験へ

■ヘルスケアIT
○ソニー、医薬情報でも稼ぐ 服薬支援アプリ
○メディカル・データ・ビジョンは反発、大幅増収増益予想
○健康改善で割引、DeNAが保険発売へ AIで生活習慣の分析、改善方法も助言
○心拍データで感情分析、NECが新サービス 職場の健康管理
○在宅医療器具をIoT化 日東電工、新事業モデル創出へ
○スマートホーム「未来の家プロジェクト」NTTドコモ、資生堂など10者
○介護現場のケアプラン作成支援「ウェルモ」が4.5億円を調達、AI活用で効率化
○AI活用で介護みまもり パナソニック
○見守りサービス「Qottaby」、高齢者見守り実証実験を開始
○NTTデータ、介護施設向け見守りロボットサービス「エルミーゴ」
○「自動排泄処理装置」が目指す介護の負担軽減
○「モバイル尿流量計」実証実験費用をクラウドファンディングで調達

■海外動向
○認知症患者の心を「VR」で救う、英スタートアップの挑戦
○ガナ・テクノロジーズが医療改革のためにAIとブロックチェーンを統合
○米ヘルスケアファーストを買収へ=米レスメド

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○医療や農業でIT・AI活用=政府が基本計画
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061500879&g=soc
政府は15日、社会全体のデジタル化に向けた今後1年間の取り組み
をまとめた「官民データ活用推進基本計画」を閣議決定した。
医療分野では、特定健診や医療費、介護記録などの情報をマイナンバー
制度と連動させ、一元的に管理できる仕組みづくりを進めると明記した。
(時事通信 2018.6.15)
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○健康情報のルール明確化へ 職種ごとに権限範囲定める 厚労省
https://www.rodo.co.jp/news/47737/
厚生労働省は、労働者の健康情報の取扱いルールを明確化するため、
適切な運用方法や留意点などを示した指針の骨子案を明らかにした。
労働者が自身の既往歴などで不利益な取扱いを受ける不安をなくし、
産業医などに健康相談ができるようにするとともに、事業者が安全
配慮義務の履行の観点から必要な情報を得て、労働者の健康確保
措置を十分に行えるようにすることが狙い。
(労働新聞 2018.6.11)
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○CIN推進事業で公開シンポ‐7月12日、日本医療研究開発機構
https://www.yakuji.co.jp/entry65504.html
日本医療研究開発機構(AMED)は7月12日、星陵会館ホールで
「AMEDクリニカル・イノベーション・ネットワーク(CIN)
推進支援事業公開シンポジウム」を開催する。
(薬事日報 2018.6.13)
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○協会けんぽ、健保組合に比べて単価の低い傷病で長期間入院する被保険者が多い
http://www.medwatch.jp/?p=21038
協会けんぽと健保組合の被保険者について、医療費の内容を分析すると、
協会けんぽのほうが、▼単価の低い傷病で長期間入院する人が多い
▼単価の低い傷病で外来受診する人が多い―傾向にあると推測される―。
厚生労働省が6月11日に公表した2016年度の「健康保険・船員保険事業
年報」からこういった状況が明らかになりました
(メディウォッチ 2018.6.12)
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○東神楽町 健康データ提供者にポイント ベンチャーと連携、実証試験へ
http://mainichi.jp/articles/20180615/ddl/k01/010/387000c
「健康食育タウン」を掲げる東神楽町は14日、北海道大認定の
ベンチャー企業「ミルウス」(札幌市)と町民の健康増進事業などの
推進に向けた連携協定を締結した。
今夏にも、センサーで取得した町民の健康データを“資産”として
蓄積し、町民本人の健康向上だけでなく、製品・サービス開発にも
活用し、データの提供者にポイントを還元していく事業の実証試験
を始める。
(毎日新聞 2018.6.15)
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○ソニー、医薬情報でも稼ぐ 服薬支援アプリ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31706730T10C18A6TJ1000/
ソニーはスマホアプリを通じた服薬支援サービスを始める。
利用者の服薬履歴から、人工知能(AI)による分析も活用して
個別に情報発信し継続的な薬の服用を促す。
製薬会社や健康保険組合、薬剤師などから情報提供料を受け取る。
2020年に100万人の利用者を目指す。
16年に本格開始した電子お薬手帳サービス「ハルモ」で展開する。
(日経新聞 2018.6.13)
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○メディカル・データ・ビジョンは反発、大幅増収増益予想
https://www.zaikei.co.jp/article/20180611/447173.html
メディカル・データ・ビジョンは、医療分野のビッグデータ関連
ビジネスを展開し、民間最大級の大規模診療データベースを活用して
治験事業などにも進出している。18年12月期大幅増収増益予想である。
株価は調整一巡して反発の動きを強めている。
(財経新聞 2018.6.11)
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○健康改善で割引、DeNAが保険発売へ AIで生活習慣の分析、改善方法も助言
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180615/bsj1806150500004-n1.htm
DeNAが、人工知能(AI)を活用して生活習慣を分析し、
改善方法を助言するサービスを組み込んだ「ヘルスケア型保険」を
来年にも発売することが14日、分かった。
(産経新聞 2018.6.15)
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○心拍データで感情分析、NECが新サービス 職場の健康管理
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180611/bsj1806111810001-n1.htm
TDK製の端末(118グラム、約2万7千円)を通じ、着用者が
持つスマートフォン経由で心拍データなどを収集。
NECが名古屋大と共同開発中の感情認識システムを使って交感神経と
副交感神経のバランスを分析し、「興奮・喜び」「憂鬱・疲労」などの
感情変化の履歴を可視化する。会話量や皮膚温度なども測定できる。
(産経新聞 2018.6.11)
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○在宅医療器具をIoT化 日東電工、新事業モデル創出へ
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00477214
日東電工は皮膚から投薬する在宅医療向けの器具を応用し、血圧など
健康関連のデータを収集する仕組みを2018年度内にも開発する。
(日刊工業新聞 2018.6.14)
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○スマートホーム「未来の家プロジェクト」NTTドコモ、資生堂など10者
https://robotstart.info/2018/06/11/mirainoie.html
and factory株式会社は、横浜市、株式会社NTTドコモと共同で立ち
上げた「未来の家プロジェクト」において、新たな参画企業として、
グリーンブルー株式会社、三和シヤッター工業株式会社、株式会社資生堂、
凸版印刷株式会社、foo.log株式会社とともに、合計10者の知見を集結させ
「IoTスマートホーム」を用いた第2回生活モニタリング実証実験を
横浜市内で6月12日(火)より開始することを発表した。
(ロボスタ 2018.6.11)
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○介護現場のケアプラン作成支援「ウェルモ」が4.5億円を調達、AI活用で効率化
http://thebridge.jp/2018/06/welmo-fundraising
ウェルモは、介護業務であるケアプラン作成支援するAIエンジン
「CPA( ケアプランアシスタント)」を2016年から開発。
介護業務の中でも業務負荷が大きい「初回のケアプラン作成」を
AIで支援する。
(THEBridge 2018.6.12)
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○AI活用で介護みまもり パナソニック
https://www.nikkei.com/article/DGXZZO3173075013062018000000/
パナソニックが人工知能(AI)を活用した技術を公開した。
カメラやセンサーで取得したデータを分析し、介護施設や商業施設
向けのサービスに利用する。
(日経新聞 2018.6.13)
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○見守りサービス「Qottaby」、高齢者見守り実証実験を開始
https://info.ninchisho.net/archives/29340
株式会社otta(福岡市)がシステムを提供し、九州電力株式会社が
運用するIoT見守りサービス「Qottaby」(キューオッタバイ)は、
地元の高齢者福祉施設と協力し、高齢者見守りの新たなサービスに
関する実証実験を開始します。
「Qottaby」は、ホイッスル型の見守り端末とスマートフォン・PCを
使用した見守りシステムです。
(認知症ねっと 2018.6.14)
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○NTTデータ、介護施設向け見守りロボットサービス「エルミーゴ」
https://news.mynavi.jp/article/20180615-647310/
シルエット見守りセンサ「WOS-114N」は壁掛け、
眠りSCANである「NN-1310」はベッドマットの下、
ロボットの「Sota」はキャビネットなどの棚の上に設置する。
(マイナビニュース 2018.6.15)
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○「自動排泄処理装置」が目指す介護の負担軽減
https://toyokeizai.net/articles/-/224298
安倍首相が「夢ROBO」や介護ロボットの視察にマッスル本社を
訪れることになりました。
寝たきり老人の排泄の手助けをする「自動排泄処理装置」です。
身体に装置した特殊センサーにより大便・小便を判別し、吸引、
洗浄、除菌を自動で行います。
(東洋経済 2018.6.11)
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○「モバイル尿流量計」実証実験費用をクラウドファンディングで調達
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000034057.html
ゼオシステム、神奈川県医療機器コーディネーターネットワークは
共同で、ゼオシステムが開発中のモバイル尿流量計「Freeflow」を
活用した、排尿障害の遠隔診療モデル確立のための実証実験費用を、
クラウドファンディングサイト「FAAVO」の全面協力で開始したことを
お知らせします。
(PRtimes 2018.6.11)
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○認知症患者の心を「VR」で救う、英スタートアップの挑戦
https://wired.jp/2018/06/10/virtual-reality-dementia/
英国のスタートアップVirtueは没入感をもたらす最新テクノロジーを、
「回想法」という心理療法に応用しようとしている。
Virtueは、仮想現実(VR)の技術を使って思い出への新しい扉を開いた。
(WIRED 2018.6.10)
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○ガナ・テクノロジーズが医療改革のためにAIとブロックチェーンを統合
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180612/prl1806121451112-n1.htm
有望な国際的ブロックチェーンベースのプロジェクトである
Green and Nature Association Technologiesが、医療分野の個人
および研究グループ向けに最適化した弱いAI(ANI)ソリューションの
開発レースに参戦しました。現在GANAは投資を呼び込みながら、
患者向けスマートデジタルの個人支援と信頼のおけるAI 訓練という、
2つの主目的を果たすモバイルアプリケーションを開発中です。
(産経新聞 2018.6.12)
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○米ヘルスケアファーストを買収へ=米レスメド
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061300382&g=bnw
呼吸器疾患治療向けクラウド接続デバイスの米レスメドは、
在宅医療/ホスピスケア事業者向けサービスの米ヘルスケアファーストを
買収する契約を締結したと発表した。
(時事通信 2018.6.13)
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