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医療DX、医療AI、デジタルヘルス、医療機器のニュース。1週間分を3分でチェック

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2017年 新春随想(医学書院「週刊医学界新聞」2017年1月2日号より)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03205_05
吉村 博邦(一般社団法人日本専門医機構理事長)
武田 俊彦(厚生労働省医薬・生活衛生局長)ほか

 

■行政動向
○IoTを地域に導入 20年度で4.9兆円効果 総務省試算
○病院でもマイナンバーカード、保険証代わりに
○がんゲノム医療の実現めざし、厚労省が来夏に計画を策定
○18年度同時改定、年明けから検討開始へ‐医療介護連携で意見交換も
○経産省、ソーシャル・インパクト・ボンド導入モデル事業報告会

 

■ヘルスケアIT
○電子カルテをビッグデータに
○AI医療、初の統合解析 理研が大規模実験 治療から創薬、ケアまで
○慢性心不全、ICTで遠隔管理へ 佐大と県内の医療機関
○FiNC、東急電鉄と連携 生活習慣改善を実現するサービス提供へ

 

■海外動向
○フォーブス選定、次世代のユニコーン Collective Health
○シンガポール:遠隔医療、モバイルアプリに関するガイダンス

 

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○IoTを地域に導入 20年度で4.9兆円効果 総務省試算
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170103/mca1701030500009-n1.htm
医療では、個人の健康データを蓄積、解析して新たな医療サービスを
生み出すことなどで、1兆3000億円の経済効果と9万4300人
の雇用創出を見込んだ。
(産経新聞 2017.1.3)
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○病院でもマイナンバーカード、保険証代わりに
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170102-OYT1T50086.html
厚生労働省が17年度当初予算案に、システム構築の関連費用など
として243億円を計上した。マイナンバーカードへの対応が整った
医療機関では、専用機にカードを通せば、保険証がなくても診察や
薬の処方を受けられるようになる。
(読売新聞 2017.1.3)
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○がんゲノム医療の実現めざし、厚労省が来夏に計画を策定
http://www.asahi.com/articles/ASJDW6QPKJDWUBQU00N.html
厚労省が来夏をめどに「がんゲノム医療」の研究・治療にかかわる
計画を策定する。塩崎恭久・厚労相が27日、東京都内で開かれた
がんゲノム医療フォーラムで発表した。厚労省によると、計画は
5ー10年間の予定で、がん組織のゲノム解読に取り組む国立がん
研究センターや国立成育医療研究センターを中心に、大学や病院、
研究機関、医療機器・製薬企業、各省庁が参加する「がん治療開発
コンソーシアム」(仮称)を立ち上げる。
(朝日新聞 2016.12.27)
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○18年度同時改定、年明けから検討開始へ‐医療介護連携で意見交換も
http://www.yakuji.co.jp/entry55389.html
厚労省は、2018年度診療報酬改定に向けた主な検討項目を中央社会
保険医療協議会総会に示し、来年の年明けから集中的に議論を
スタートさせる方針を打ち出した。6年に1度の介護報酬改定と同時
改定になることから、重点分野と位置づける医療と介護の連携項目に
ついては意見交換の場を設け、報酬の調整を進めることとした。
(薬事日報 2016.12.26)
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○経産省、ソーシャル・インパクト・ボンド導入モデル事業報告会
http://www.meti.go.jp/press/2016/12/20161227005/20161227005.html
経済産業省では、平成27年度は実証事業や検討会を実施し、
「日本版ヘルスケアソーシャル・インパクト・ボンドの基本的な考え方」
をとりまとめました。これを踏まえ、平成28年度は、複数の自治体と
具体的な案件形成を進め、SIB導入モデルの創出に取り組んでいます。
(経産省 2016.12.27)
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○電子カルテをビッグデータに
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170101/5670811.html
北大はまず、2000人分の電子カルテなどの医療情報について、
個人が特定できないよう匿名化したうえで一括して保管し治療や
予防に役立てる研究をことしから始めることになりました。
北大大学院医学研究科の西原広史特任教授は「最も適切な治療や
薬を選択できるようになることが期待される」と話しています。
(NHKニュース 2017.1.1)
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○AI医療、初の統合解析 理研が大規模実験 治療から創薬、ケアまで
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170103/bsj1701030911005-n1.htm
人工知能(AI)を使ってがんや認知症などの治療データを大規模に
解析し、患者ごとに最適な医療を提供するための実証実験を理化学
研究所が4月に開始することが分かった。
実験は東京大や大阪大、慶応大の各病院など全国20~30の
医療機関と、製薬やヘルスケア分野の約10社が参加。
(産経新聞 2017.1.3)
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○慢性心不全、ICTで遠隔管理へ 佐大と県内の医療機関
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/391944
佐賀大学医学部と佐賀県内の8医療機関は1月から、ICT機器を
活用し、慢性心不全患者の血圧や脈拍などを在宅のまま遠隔で
チェックするシステムの実証実験を始める。
事業費は5859万円で、県が助成する。
佐賀大医学部循環器内科の野出孝一教授は「再入院する患者を
まずは3割減らし、最終的には半減させたい。」
(佐賀新聞 2017.1.3)
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○FiNC、東急電鉄と連携 生活習慣改善を実現するサービス提供へ
http://venturetimes.jp/venture-news/technology-medicine/14610.html
株式会社FiNCは、東京急行電鉄株式会社と連携し、40ー50代の女性を
対象に、アプリケーションを活用してダイエットや健康増進など、
生活習慣改善を実現するサービス「美HUG」を提供する。
(VentureTimes 2016.12.29)
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○フォーブス選定、次世代のユニコーン Collective Health
http://forbesjapan.com/articles/detail/14570
サンフランシスコに本拠を置くヘルスケアスタートアップ。企業の
従業員に対し、データに基づいた最適な医療保険を提供している。
他にも保険金請求を簡便にするためのカスタマーサービスやソフト
ウェアを販売している。
(フォーブス 2016.12.26)
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○シンガポール:遠隔医療、モバイルアプリに関するガイダンス
http://www.emergojapan.co.jp/node/926
シンガポールの医療機器規制当局(HSA)は、遠隔医療とモバイル
・メディカル・アプリに対する当局のアプローチを説明する新しい
ガイダンス文書を発表しました。同ガイダンス文書では、医療機器
ではないアプリに対する規制上の要件についても触れられています。
(Emergo 2016.12.27)
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