今週の医療機器ニュース | 医療DX、医療AI、デジタルヘルス、医療機器のニュース。1週間分を3分でチェック

医療DX、医療AI、デジタルヘルス、医療機器のニュース。1週間分を3分でチェック

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○富士フイルム 医療画像にAI活用 コントラストを調整
○AIと8Kで診断を支援へ…がんなど見逃し防止
○マンモグラフィーだけの乳がん検診は不十分!? 超音波やMRIの組み合わせが必要
○「日立東大ラボ」が開所 経済社会の将来像を研究
○シーメンス、血液ガス分析装置と試薬の共同販売契約を締結
○医療分野におけるVR活用事例:外科医トレーニング、3D画像診断、高齢者治療
○医療機器ではなく“未病機器”を産業に!黒岩知事が呼びかけ
○循環器系医療機器、医学知識学ぶ 医工連携人材育成プログラム
○日写印、米医療機器メーカーのグラフィック・コントロールズ社を買収へ


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○富士フイルム 医療画像にAI活用 コントラストを調整
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2016/08/15-25880.html
富士フイルムは、医療画像への人工知能(AI)適用を推進する。
膨大な医療画像のビッグデータと、AIにより被写体の体厚やX線
ノイズを推定する技術などを組み合わせ、技師の技量によらず
高精度に全身を撮影できるようにした。
画像処理ソフト「バーチャルグリッド」に適用する。同ソフトは、
乱反射したX線(散乱線)をカットする金属製のフィルター
(グリッド)を使わずに画像のコントラストを高めることができる。
胸部と腹部でしか使用できなかったが新技術により対象範囲を全身
に拡大し、技師の作業負担軽減や低線量化を実現する。
(化学工業日報 2016.8.15)
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○AIと8Kで診断を支援へ…がんなど見逃し防止
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160807-OYT1T50136.html
総務省は、がんなどの診断で人工知能(AI)が医師を支援する
システムの開発に乗り出す。8Kカメラで撮影した患者の体内の
超高精細画像を基に、AIが分析する仕組みで、判定の精度を
高めることで、医師が病気の兆候を見逃さないようにする。
開発に参加する産官学のAI研究機関や大学病院、
医療機器メーカーを年内に募集し、2019年の実用化を目指す。
(読売新聞 2016.8.8)
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○マンモグラフィーだけの乳がん検診は不十分!? 超音波やMRIの組み合わせが必要
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1608/09/news044.html
シーメンスヘルスケアと相良病院が、乳がん検診の現状や、全身
検査が可能なPET-MRI同時撮影装置「Biograph mMR」を使った最新の
検診手法について説明。マンモグラフィーだけでは乳がんを見つけ
出すには万全とはいえず、超音波やMRIなども組み合わせる必要が
あるという。
(MONOist 2016.8.9)
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○「日立東大ラボ」が開所 経済社会の将来像を研究
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ08IJ7_Y6A800C1TJC000/
日立製作所と東京大学は8日、ビッグデータ解析や人工知能(AI)を
使って社会生活を豊かにする「超スマート社会」の実現に向け、
「日立東大ラボ」を開所した。従来の新技術の共同研究から、
日本の経済社会の将来像をつくるという新たな産学連携の形に
踏み出す。東大との取り組みに加え、京都大学や北海道大学とも
テーマごとに共同ラボを設置し、有力大学との連携を加速する。
(日経新聞 2016.8.8)
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○シーメンス、血液ガス分析装置と試薬の共同販売契約を締結
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1608/10/news036.html
シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクスは、同社の血液ガス
分析装置2種と試薬について、扶桑薬品工業と共同販売契約を締結した。
これにより、透析剤と透析液の品質管理手段を同時に提供可能になる。
(MONOist 2016.8.10)
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○医療分野におけるVR活用事例:外科医トレーニング、3D画像診断、高齢者治療
http://www.sbbit.jp/article/cont1/32532
ボストンに拠点を置く「Osso VR」の創設者、ジャスティン・
バラッド(Justin Barad)氏は整形外科医でもある人物だ。
同氏によれば、Osso VRを使うことによって外科医は複雑な移植処置を
経験することなく、トレーニング・プログラムを終えるという。
(ソフトバンクビジネス+IT 2016.8.10)
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○医療機器ではなく“未病機器”を産業に!黒岩知事が呼びかけ
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/080903528/?s_cid=bpn_TopTl
神奈川県と神奈川科学技術アカデミーはセミナーを同県内で開催した。
開会の挨拶に立った神奈川県知事の黒岩祐治氏は、同氏肝いりの
「ヘルスケア・ニューフロンティア構想」に触れた。
健康・医療分野の新産業創出を通じて「超高齢社会を乗り越え、
それを経済のエンジンを回していくことにつなげる」構想である。
(日経デジタルヘルス 2016.8.10)
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○循環器系医療機器、医学知識学ぶ 医工連携人材育成プログラム
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160809-099166.php
ふくしま医療機器産業推進機構は3日、郡山市の東邦銀行
郡山中町支店で医工連携人材育成プログラムを開き、
医学の基礎知識や循環器系に関する機器について学んだ。
(福島民友 2016.8.9)
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○日写印、米医療機器メーカーのグラフィック・コントロールズ社を買収へ
http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201608080146
日本写真印刷が米医療機器メーカー、グラフィック・コントロールズ
・ホールディングス(デラウェア州)を買収することで合意したと
発表。グラフィック・コントロールズ社は、1909年の創業以来、
印刷をはじめとする加工技術をビジネスメディアや医療機器などの
分野に応用。現在主力である医療機器分野では、病院などの医療機関
向けに自社ブランド品を生産・販売するとともに、大手医療機器
メーカー向けの受託生産事業を展開している。
(株探 2016.8.8)
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