小池先生の
ジュリエットのヒロイン像…
可愛らしくて受け身な
運命に翻弄される女の子と言うよりは、
運命に対して立ち向かう
自ら切り開こうとしていく女性
なんですって
なるほど、
ひっとん演じるジュリエットからは
そんな雰囲気の女の子であることが
伝わってきました
物語の登場人物の中でも
かなり行動力がある女の子。
ロミオに対してアタックしていく
進めていく力が必要と
ひっとん自身も番組で言っていました
ジュリエットが
そんなタイプの女の子だと
こっちゃん演じるロミオが
とても心優しい受け身な男の子に
見えます
それでも
バルコニーの場面で
「結婚しよう」というのは
ロミオからですね
ロミオは、
ジュリエットの想いに応えたいと…
そう思ってるんだろうな
有沙瞳さん演じる乳母との
やりとりも楽しいですね。
おばさんお持ち帰りするのか?
とベンヴォーリオに聞かれて
「あぁ」とにっこり答えるロミオが
すごく可愛いです。
それから乳母に
丈夫かどうかチェックされてる
こっちゃんロミオも好きです
そんなこっちゃん演じるロミオ、
ティボルトを殺してしまいます。
私の中ではロミオはどうしても
人を殺すようには見えない…
親友を殺されたから衝動的に
仇を取ろうってなったんだろう…
家にシェイクスピアの本が
並んでおりまして…
私が読んだシェイクスピアの
ロミオとジュリエットでは、
ロミオに決闘を申しこんだのは
ティボルトで…
人殺しは決闘とは関係のない
マーキューシオを殺したティボルトの方
そしてティボルトはロミオとの決闘で
死んでしまった。
という解釈をしていました
マーキューシオの仇を取ろうと
ティボルトに剣を向けたのは
確かにロミオの方からですが…
ティボルトの方が
ロミオに斬りかかっていき
すれ違いざまにロミオの剣が
ティボルトの胸をつらぬいたのです。
正当防衛的な?
あ、ロミオびいきすぎるか💦
マーキューシオやティボルトが
死んでしまうから
この話はロミオとジュリエットの
運命までも変えてしまうのですが…
宝塚版だと
すべてに納得がいくんですよね。
それが「死」の存在です
すべて「死」が
操っているんだとすれば…
理解し難い部分も
わかるような気がする
ロミオの衝動的なの行動も
「死」のせいなんだな…
「死」に操られて仇を取ろうとしたんだな…と。
「愛」と「死」が
すべてを操っているんですね
運命に逆らえないときって
ありますもんね…
と、1度観劇しただけの私が
今考えてみるロミオの話でした
もしかして、
2度目3度目と観劇していくと
ロミオの印象も変わるかもしれませんね。
特に私は
愛月さん演じる「死」の存在に
大きな印象を受けたので…
色んなことに「死」を重ねて
考えたいだけなのかもしれません
そして明日の良席での観劇は、
やはり長女が行くことになりました。
私の次の観劇はA日程となります。
B日程←というか愛ちゃんの死⁉︎
が観たかったなと
ブツブツ言っておりますが…
次女は
「お母さんはA日程を観劇したら
A日程もめっちゃ良かったって絶対言うよ」
と、言っております
私もそんな気がします