もし慢性前立腺炎の原因が何かの病原菌だとすると、殺菌しない限り痛みがなくなることは無いと思います。

 

しかし、現在の医学での雑菌性尿道炎の教科書は(確か)抗生物質を3つぐらい処方して、終わりなのです。

その教科書の中の最後の抗生剤は、ミノマイシンです。

 

では、ミノマイシンを飲み終わって、それでも尿道炎が治らない、白血球の数も減らない場合はどうなるのでしょう。

 

僕の場合は白血球も5程度しか出なかったので、ミノマイシン以降は「非細菌性の慢性前立腺炎」という診断で終始一貫しています。

現代医療の診察フローとして間違っているとは思いませんが、治りません。

 

症状は続きます。

 

もし(病院の診断とは関係なく実態として)細菌性の慢性前立腺炎だった場合、菌を殺すか不活性化しなくてはなりません。

 

この山田氏の本でも、菌を殺す方法は取り上げられています。僕のバイブルであり、この本にとても助けられました。(ただし、書いてあること全てに納得しているわけではないです)

 

 

この本にも書いてありますが、菌を殺す方法は限られています。

尿路洗浄は、もう飲める抗生剤が無くなった人への最後の希望だと僕は思います。

 

この本がなかったら、尿路洗浄をしよう、という発想は出てきませんでした。そして、楽にもなってなかったと思います。

 

僕の著書では、尿路洗浄の方法を事細かく手順化し、図も入れて作成しました。僕以外の人でも手順通り対応し、洗浄できた人がいます。

 

 

ただ、もちろん人によって前立腺炎の原因は違うので、尿路洗浄で楽になる人、ならない人はいると思います。

それでも、楽になる人が増えることをただただ真摯に祈り、尿路洗浄の実践本を出すことを決意しました。