あれは5月頃だったか。
これから夏に向けて素足にサンダルを履く機会も増えそうだなと思い、買い物ついでにPLAZAのマニキュアコーナーに立ち寄った。
購入しようと手に取ったのは、ラメが入った可愛いシルバーホワイトのマニキュア。
手に取ったらいつもの習慣で、反射的に商品を裏返し記載の文言に目を走らせた。
特段強いこだわりや知識があるわけではない。食品や化粧品などはなんとなく成分や添加物はどんな感じかなぁ?と見る癖がある。
で、読もうとして戸惑う。全く読めない。
小さなマニキュアの本体に書かれた小さな小さな文字。
どんなに目を凝らしても全く読めない。平仮名か漢字かの区別がかろうじてつく程度。
こんなの読める人いる?と思ったけど、冷静になれば自分だって、今までは難なく読めていたのだ。
そして文字が小さくて読みにくいと思っているのに、商品を目からどんどん遠ざけてピントを合わそうとしている自分に気づく。
これはもしや俗に言う、、、アレか?
いやいやいやいや、まだ42(この時はまだ41)
さすがに早くない?
でも視力がいい人は早く来るとか聞くし。(子供の頃から視力だけは良い)
一抹の不安を抱きながら、とりあえず現実から目を背けマニキュアだけ買って帰った。
しばらくして、そんな出来事も忘れかけた頃、次女と一緒にスーパーに行ったら駄菓子が欲しいとねだられた。
着色料いっぱい入ってそうな30円ほどの小さなお菓子だったと思う。
「え〜これ?他のにしてよ〜」
きっと買わされる事になるとは思いつつ、一応添加物を確かめようと裏の記載を読もうとして、愕然とした。
全く読めない。
例えるならピンボケした写真みたい。
どんなに目を凝らしてもピントが合わない。
そうだ!スマホで写メして拡大すれば読める!って思ったけど、そんな事しなきゃ読めないなんて、あり得ない
結局読むのは諦めて、そのまま商品だけ買った。
そしてつい先日決定的な出来事が。
新しく買った柔軟剤を洗濯機の自動投入口に入れて、投入量を改めて設定しようと、袋に記載してる適量を確認しようとしたら、、、30ℓあたり20ミリと書いてあるようにも10ミリと書いてあるようにも見える。明るい場所に移動して、よくよく目を凝らしてやっと20ミリと判別がついた。
ついに主婦の本業に影響が出てきた
これはやはり、どう考えてもアレかもしれない。。。
そんな事を母に報告したら、ちょっと気の毒そうに、でも半分は笑いながら
「これ試してみて?100圴のだから間に合わせにしかならないけど、これでよく見えたら、そういうことでしょう。」
「いやいや、そんな100圴の老眼鏡なんていらない!しかもまだそうと決まったわけじゃないし」
「だから、試してみるだけ試してみて、ちゃんとしたのは改めて作ればいいし」
で、母から渡された老眼鏡を手に、家にかえってから柔軟剤の記載をもう一度みると、、、
めっっっちゃ見える!!
100圴の老眼鏡すごっ!!
ってなった
夫にも柔軟剤の袋を渡して試してもらったら
「おお!これすごいじゃん!めっちゃ見える!!」と感激してた
「それ、お母さんに借りた100圴の老眼鏡。すごいよね。私もそれかけたら文字がめちゃくちゃ見やすくなったの。」
「え!?ヤバいじゃん。まだ42だろ?」
と55歳の夫に言われた。
夫は元々軽い近視でメガネは持っているけど、老眼鏡はまだ持っていない。
まさかの夫より早く私が老眼鏡作ったりして??
いやいや、さすがにそれは嫌
老眼は認めざるを得ないけど、老眼鏡は流石にまだ作りたくなーい
ところで、昨日からやっとやっとやっと子供たちの学校&幼稚園が始まった!
昨日は始業式ですぐ帰ってきたから、実質は今日からだけど。
今日はすごーく久しぶりにジムに行けた。
そしたら5.6人の人に
「あら、久しぶりね」
「どうされてたの?」
「また一緒にがんばりましょうね」
と声をかけられ、
その度に
「子供たちが夏休みで」
「ご飯ばっかりつくってました」
「はい、よろしくお願いします〜」
と説明と挨拶を繰り返す。
ちょっと恥ずかしかったけど、忘れられてなくてうれしかった!
やっと私の日常が帰ってきた!!
夏休み終了!バンザイ!