次女からもらった風邪を結構がっつりこじらせている夫。

もう2週間以上経つけど咳だけがスッキリしない。



子供からもらう風邪、うまく早期撃退できる時もあるけど、引き込んでこじらせたら最後、本当に長引く。



鼻水だけが残りそのまま副鼻腔炎になってしまったり、しつこい咳から気管支炎になったり、、、私は30代半ば頃から、たかが風邪でもその治りの悪さにげんなりする事が増えた。


が、思い返せば夫は私より一回り以上歳上だと言うのに、これまでここまで風邪をこじらせたのは見たことがなかった。



本人も

「なんで治らないんだろう。」と戸惑っている。



「もう一回病院に行って、お薬変えてもらってしっかり治した方がいいよ。私も何回か経験あるけど、この手の咳は結構手強いのよ」と先輩風吹かせてアドバイスするけど、


「うーん、まぁもうちょっと様子見る」と夫の腰が重い。



で、ふと家にあるツムラの麦門冬湯の存在を思い出し夫にすすめた。


以前私自身が咳が止まらない時に病院で処方されたのだけど、その時なかなかよく効いて、よかったので、その後薬局で自分で買ってお薬箱に加えていた。


1日2回食前の処方だったけど、その時はすでに晩御飯を食べた後だったので、夫には寝る前に飲むようにすすめて、薬箱から出した薬を手渡した。



翌朝の日曜日、6時過ぎに夫が起きる気配がしたので、「お薬忘れずに先に飲んでね」と声をかけた。

(我が家は皆んな朝が早いのだけど、日曜日だけはママは7時までは寝ます、と宣言している)


その後30分ほど遅れて私も起きて夫にお薬飲んだか確認したら

「飲んだよ〜」と一言。


が、横から長女(小5)が

「パパお薬じゃなくて龍角散飲んでたよ」と言う。


確かに見ると龍角散ダイレクトの包み。。。



「え?あなたコレ飲んだの?」


「これじゃないの?」


「違うよ!これも喉にはいいけどさ。味だって全然違ったでしょ?」


「そうかなぁ?あんまり分からなかった。」


「いやいやいや、全然違うでしょ。そもそも見た目も違うし。」



本当にびっくりだ。

これ間違うのか?

どれだけ無頓着なんだゲロー

今回は飲み間違ってもたいした問題はなかったからいいけども、、、




なんか数十年後、年老いた夫が、病院であれやこれやとお薬を処方されるようになったら、薬を朝昼晩の袋に小分けして、一回一回手渡しでお世話している自分を想像してしまった。



なきにしもあらず笑い泣き