怒涛の3日間。
2日目(デート翌日)のこと。
この日は朝からテーマパークに行くことになっていた。
去年母と行ったから今年は別に行かなくてもいいかなと私は思っていたのだけど、春休みに入った時に夫の方から長女(新小5)に
「長女ちゃん成績よかったからパパから何かご褒美あげるよ。長女ちゃん好きなテーマパーク行く?それとも何か欲しいものある?」と言い出し、大喜びした長女の希望で、今回も行くことになった。
去年母と行った時のブログでも書いたけど、この手の場所にはもう何年も夫と一緒には行っていない。
夫はそもそも人混みが大嫌いだし、こういう場所に全く興味がない。長女が1歳半くらいの時に初めて家族で訪れた時は滞在時間4時間で退散した記憶がある。
なので事前に何度も確認してしまう私。
「最近の混み具合は本当にヤバいよ?いつ行ってもいっぱいだけど、今は春休みだし、何の修行?みたいになると思うけど本当に大丈夫?朝イチで行って、せめて夕方くらいまではいると思うよ?」
「分かってるって。長女ちゃんへのご褒美だもん。付き合うって。」
と言うのだ。さらに
「お金出せば並ばなくていいやつあるって言ってなかった?」
「うん、まぁ何個かはそれで楽しめるよ。」
「じゃあそれ買おう。」
と言うので、今回はお金で解決できる所はそうすることに。
と言うのもその昔、夫の実家に帰省した時に、ついでに上海の義姉の所も訪ねたのだが、ちょうど上海ディズニーランドができてわりとすぐの頃だったので、義姉が家族で行っておいでとチケットを買ってくれた。
その時のチケットが主要アトラクション7つほどの優先搭乗がセットになったチケットで、ものすごく快適にすごした記憶があるのだ。
でも当時の金額でも家族3人分で10万円近くしたはず。太っ腹な義姉が買ってくれたので詳しくは知らないけど。
テーマパーク大嫌いな夫が
「これは最高だね。快適だし楽しい。日本もこうすればいいのに」と上機嫌だった。
日本のディズニーやUSJではそんな楽しみ方をしたことがなかったのですごく驚いたけど、快適は快適だった。
話がそれたが、とにかく今回はできるだけ並ばなくていいように、人気のアトラクションでお金で解決できるところはお金で解決して、皆んなが機嫌良く行って帰ってくることを目標にしようと思った私。
にもかかわらず、家を出発して5分で夫と行くことにしたのを後悔することになる。
なぜなら、子供たちもワクワクでテンションマックスで自宅から最寄駅に向かっていたら夫が
「はぁ〜めんどくさいなぁ。なんで俺が行くことになったんだっけ?よく考えたらお義母さんと行けばよかったよね?」と言い出したから。
長女も私もマジでこーんな顔。
「今、それ言う?子供たちこんなに楽しみしてるのに!雰囲気台無しじゃん!そもそもあなたが提案したんでしょ」が私の心の声だけども口に出さずに堪えた
夫のついポロッと漏れ出る心の声に反応してこっちまで本音で不機嫌になると、夫がさらに不機嫌になってどうしようもなくなる。
長女と「いつものパパの悪い癖だね。気にしない気にしない」と言い合って受け流した。
が、現地に到着したら、これまたすっごい人で、入場するだけで一苦労。
夫が
「うっわ。すごい人じゃん。なんでみんなこんなとこ来るんだろう?何が楽しいんだろ?」
とこれまたうるさいが、華麗にスルー
でもいちいち気にせずスルーしてれば問題ないのだ。夫も別に返事を求めているわけじゃないし、悪気もないらしい。
長女が喜ぶなら行きたくないテーマパークに付き合ってやろうと思った気持ちも本当。でもいざ来てみたらやっぱり面倒だし、人の多さに入る前から辟易しちゃったのも本当。
それだけなのだと思う。
ただ中に入ってからは本当にちゃんと付き合ってくれた。
荷物持ちやらお土産選びを待つとかは全く嫌な顔せずしてくれたし、アトラクションも子供たちと盛り上がって楽しんでいた。
私の必死のアテンド(中に入ってからはアプリと睨めっこして、待ち時間の少ない所を選び、合間に合間で優先搭乗のアトラクションを挟み、我ながらなかなか上手く回れたと思う)も「ママのおかげで効率よく遊べたね」と褒めてくれた。
夕方日が暮れる直前まで遊んで、子供たちも大喜びした楽しい1日だった。
でも私的にはやっぱり母ときた方がずっと気楽で楽しいかも
夫の機嫌を損ねない最善のアテンドを考えることに頭を使いすぎて、激疲れ