ここ数日長女（小4）がトゲトゲしている。
夫が丸くなったと思ったら、今度はこっちだ
こちらのちょっとした一言に逆上してくる。
１０歳の反抗期
「ウザ。ウザすぎて草、草超えて森」
と昭和世代には訳のわからない言葉を憎たらしく吐き捨てる。
同じ土俵で言い返してはいけない、落ち着け私、と頭で指令を出すのに、口が言う事を聞かない。
「調子に乗るのもいい加減にしなさい
」
大きな声をあげてしまい、さらに大きな声で
「うるさい！！ウッッザ」がかえってきて、バタンと部屋に閉じこもってしまう。
こうなると羽交締めの抱き締め作戦も上手くいかない。
母に相談しつつ愚痴ったら、ダンボール紙を数枚くれた。
「学校から帰ってきたら、これにおかえりって書いてプラカードみたいに見せたら？」と笑いながら提案された。
「きっと学校でも色々あるのよ。大きな愛でママの優しさでつつんであげなさい。あなたは長女ちゃんに厳しい所がある」と。
そう言われたら「いやいや、そんなことないよ！十分に優しくしてる」と言い返したくなったけど、思い当たる節がないわけでもなく
とりあえずこんな変化球もアリかもなと思って素直にダンボール紙作戦を試すことにした。
“おかえり” “おつかれ” “先にオフロどうぞ”
と計3枚使って、部活して学校から帰った長女に玄関で紙芝居みたいにして見せたら、吹き出して
「ママ、ごめんね」といって抱きついてきた。
私も
「ママも言い方良くなかったね。ごめんね」
と言って無事に仲直りできた。
でもこれでずっと平和が保てているかと言えばそうでもなくて
ともすればいつでも噴火しそうな危うさを感じながらなんとか日々乗り越えている。
１０歳。
子供の無邪気さも持ち合わせつつ、親への反抗心とか、友達への苛立ちとか、学業へのプレッシャーとか、目に見えないしんどい思いも抱え始めているんだなと思う。
大きな心で見守りたいな。
ママもまだまだ修行中。
ところで、昨夜から夫が出張に行った。
本当は月曜日から行くと言っていたのに、随分延びた。まぁいいですが
退社にあたり、色々手続きがあるらしい。
いよいよ今回こそは本気で退職するみたい。
「お帰りの予定は？」と聞いたら
「8日夜。遅くても9日午前中には帰る」
と言う。
2月9日の結婚記念日のためかな
期待しないで待ってよーっと。