約1ヶ月ぶりの映像翻訳の講座。


何度も見直して、考え抜いて提出した課題だけど、結果は大きな間違いや変なミスはなかったけど、特に良い箇所もなかった感じ。


先生の模範訳を見たら納得。


主人公が胸の内を語るシーンになんもしっくりくるオシャレなセリフがついていた。


なるほど!と心底唸りたくなる気持ちと、めざす道の果てしなさに眩暈がする。



この冬休み期間、あまり時間はなかったのだが、先生が作品も字幕も素晴らしいから見るべきだとおすすめしてくれた作品を2つみた。


“30女の思うこと”と“バッド・キッズ”だ。


見るほどに引き込まれるし、純粋に本当に面白かった。


そして中国語のセリフと字幕の両方を追いながら気づいたこと。

良い字幕って、字幕のセリフの方がもとのセリフよりも心に残る。。。



「君の瞳に乾杯」が字幕から生まれた名台詞だというのは有名な話だけれど、もちろんそんなすごい訳は夢のまた夢だけど、心に残ったシーンが字幕のセリフと共に思い出されるー。とどのつまり良い字幕ってそういうことなのだろう、と思った。


授業の後に先生に何か質問がないのかと求められたが、質問したかったことはすでに別の方が聞いてくれていたので、とても先生のような訳は思いつかない、と思わず思ったままを口にしてしまった。



そしたら「とにかく数をこなすことよ。ちょうど翻訳大会があるので、それにもエントリーするように」と言われた。


案内はきていた。プロアマ問わず参加できる大会。5分ほどの映像に字幕をつけて、その出来を競うもの。


まだまだ力不足すぎて、参加なんて考えもしなかったけど、数をこなせと言うことなので、恥をかくつもりでエントリーした。


とりあえずやれることからやっていこう。