今日はお昼前にスーパーに行ったのだが、ちょうど12時から黙祷をするとアナウンスがあった。29年前の阪神淡路大震災と先日の能登半島地震の被災地に祈りを込めて、とのことだった。


スーパーでそんなことがあると思っていなかったので少し驚いたけど、ちょうどレジが終わって荷台で袋詰めしている時だったので、手を止めて「黙祷」のアナウンスに合わせて祈りを捧げた。

が、捧げている途中で「終了」のアナウンス。

なんと10秒だけ。。。


まぁそうか。

スーパーだから従業員が手を止めていられる時間も限られるし、お客様への配慮もあるのだろう。


でもやっぱりちょっと短すぎて、帰り道は震災のことを色々思いながら帰ってきた。


当時小学校6年生だった阪神淡路大震災の事はよく覚えているし、今年の1月17日は、能登半島の地震があったばかりだから、一層重たい気持ちになる。



考えていると、ぬくぬくと変わらぬ日常を過ごせていることに後ろめたいような気持ちになる。




ニュースの特集を見ていたら、あるコメンテーターが言っていた。


30年前の震災で被災者が困った事ーお風呂に入れない。歯も磨けない。おトイレも流れない。衛生が保てなくて、新たに病気になる人が出るー30年経った今回の震災でもやっぱり被災者は同じ事で苦しんでいる。

もっと何か抜本的な対策はできないのだろうか。。。


本当にそうだなと思った。

お金も知恵も、こんなことにいっぱい使って欲しい。