カタクリは日本原産で奈良、平安時代には「堅香子」(かたかご)と呼ばれていました。その名残りとして、今もカタカゴと呼ぶ地域もあります。

花は紫がほとんどですが、稀に黄花もあります。


カタクリの球根から採取されるデンプンが片栗粉です。精製量が少ないため、現在はジャガイモからデンプンを抽出・加工し代用しています。成分としては かなり異なるようで、似て非なるものです。
カタクリの球根から採取される片栗粉は料理に使うだけではなく、漢方薬として腹痛止めにも使われます。







日本の教育委員会制度は、戦後アメリカの制度をほぼそのまま移植したものです。
行政や政治から一定の距離を保つために、必要な制度であると理解されてきましたし、確かにそうした面では役割を担ってもきました。

しかしながら、制度発足から80年近くなり、「制度疲労」「制度の腐敗」が目立つようになってきました。
その端的な表れは、全国各地で表面化しているイジメ問題の隠蔽体質と、最近明らかになった名古屋の校長会から教育委員会への「校長推薦とそれに伴う金銭の進物」です。




明日のために・その71 「教育委員会制度を改革すべし!」



イジメによる自殺問題への対応では、教育委員会は「自殺とイジメに因果関係は確認できない」「イジメた側にも人権がある」と、どこの教育委員会も初めに言い、後から担任・管理職のウソやイジメ証言、メモなどが出てくると、慌てて検証委員会等をつくります。しかし時間が無駄に経ちイジメた側は大人となり何事もなかったかのごとく全国に散らばり、うやむやになってしまいます。
教育委員会にイジメ問題を解決する能力はありません。

校長会からの校長推薦のための教育委員会への名簿提出と金銭の進物は、昔々から全国的にうわさがあった話で、たまたま名古屋でバレた印象です。
教育委員会と校長会の馴れ合いは、「問題は無かったことに」と、全ての教育問題解決の妨げになります。


教育委員会は行政や政治から独立した方が良いですが、今の教育委員会は清い水が流れ込まない腐った沼状態です。
教育委員会職員は採用されたら定年まで教育委員会。教育委員は任命されたら月に数度の形式的な会議にでるだけ。


「教育委員会の常識は世間の非常識、世間の常識は教育委員会の非常識」という言葉があります。

教育委員会制度には常設の第三者機関(数年で入れ替え制)をつくり、一般市民の声とチェックが 教育委員会、学校経営に反映するようにすることが必要です。教育委員会職員は他機関との人事交流が必要です。


これ以上、イジメで子どもたちが自殺に追い込まれることがないようにしなければ。