社会的な問題に対して、様々な切り口で、取り組みをしている人たちがいます。


「社会を変える」というようなことを書くと大げさかもしれないけれど、せめて自分の周りにいる人を幸せにしたいと思うことはあるのではないでしょうか?


そういう所からスタートして、活動されている人たちの話です。


まだすべて読み終わっていないのですが、1つ書き留めておきたいと思いました。



■NPO法人 日本トラベルヘルパー協会の 「介護旅行」 について


介護が必要な高齢者をサポートして、旅行を可能にするというようなことを行なっています。


旅行をすることで、お年寄りやその家族が元気になる姿は、周囲にいる人達にも活力を与える気がしました。


高齢社会と言われても、これまで、実はあまり意識したことがありませんでした。


しかし、父親が定年を迎え、母親も還暦を迎え、それから数年が経ちました。

いつまで、元気でいられるのだろうと、少し考え始めるようになりました。


親が、毎日をどういう風に過ごしているのか、知らないことの方が多いです。


午前中に二人で、散歩していることは知っています。

たまに、Jリーグの試合を見に行っていることも知っています。


仲が良いことが、本当に有難いです。


これから、もし介護が必要になったとしても、たまに旅行に出かけて、笑顔の写真を見せてくれると、僕たちも元気になります。


死ぬ間際、楽しかったと笑ってくれると、僕たちは勇気を持てます。


そういう社会とまではいかなくても、家族や周囲があれば、自分も幸せな人生を送れるという気持ちになれるのだろうなと感じました。


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