​みんなの周りで「いじめ」が起きると、先生や親は「いじめはダメだ」「みんな仲良く」と言いますよね。でも、ちょっと待ってください。実は、日本はいじめが起きやすい、世界でも珍しい「厳しいルール」がある国なんです。


​今日は、大人の世界で起きていることをヒントに、日本のいじめの正体を解剖(かいぼう)してみましょう。




​1. 大人の世界でも「いじめ」が起きている?


​今、日本のネットやテレビでは、40代や50代の「就職氷河期(しゅうしょくひょうがき)世代」と呼ばれる人たちが話題になっています。


​この人たちは、若い頃に景気が悪かったせいで、一生懸命がんばっても正社員になれなかった人たちです。最近では、単発のアルバイトで必死に働く姿を、一部の人が**「タイミーおじさん・おばさん」**なんて呼んでバカにしたり、笑ったりしています。


​これ、学校で起きている「いじめ」と全く同じだと思いませんか?


大人が「自分より弱い立場の人」を見つけて笑いものにしている。子供はそんな大人の姿を鏡のように真似しているだけなのです。





​2. 「フランス」と「日本」の大きな違い


​「いじめは世界中どこにでもある」と言う人がいますが、実は日本のいじめは他国に比べて「陰湿(いんしつ)」だと言われることがあります。フランスなどの民主主義(みんしゅしゅぎ)の国と比べてみましょう。



  • フランスの場合:
    もし政府が「若者を守らない法律」を作ろうとしたら、大人も学生もみんなで街に出て「それはおかしい!」「僕たちの権利を守れ!」と怒ります。不満の矛先(ほこき)は、ルールを決めた**「偉い人(権力者)」**に向かいます。

  • 日本の場合:
    生活が苦しくなったり不満がたまったりすると、なぜか「自分より弱い人」や「みんなと違う行動をする人」を攻撃します。不満の矛先が**「身近な人」**に向かってしまうのです。




​3. 「日本は暮らしやすい」というウソ


​「日本は治安がいいし、コンビニも便利だから世界一暮らしやすい」と言う大人がいます。でも、その「便利さ」は、実は「タイミーおじさん」と笑われているような人たちが、安い給料で一生懸命働いてくれているおかげで成り立っています。


​誰かの犠牲(ぎせい)の上に成り立っている便利さを、「世界一だ」と自慢するのは、少し恥ずかしいことだと思いませんか?それは、本当の「暮らしやすさ」ではなく、**「誰かをいじめて得ている楽」**にすぎないのかもしれません。





​4. まとめ:いじめをなくすために必要なこと


​日本のいじめが深刻なのは、大人の社会が**「みんなと同じじゃないやつは脱落者(だつらくしゃ)だ」**という冷たい空気(冷笑主義)でできているからです。


​もし君たちが「いじめのない世界」を作りたいと思うなら、必要なのは「みんな仲良く」という言葉ではありません。



  1. おかしいと思うルールには、はっきりと「NO」と言うこと。

  2. 困っている人を「自業自得(じごうじとく)」だと笑わないこと。

  3. 権力(ルールを決める側)が、ちゃんと仕事をしているか疑ってみること。



​大人ができない「本当の民主主義」を、まずは知ることから始めてみませんか?




ブログ管理人より:


「日本最高!」という言葉に隠された、社会のウラ側をしっかり見つめていきましょう。





追記:『日本は差別がない』という思い込みの正体


​よくネット上では、「海外は人種差別がひどいけれど、日本は平和で差別のない国だ」という言葉を見かけます。でも、本当のところはどうでしょうか?少し視点を変えて、日本の「差別のリアル」をのぞいてみましょう。




​1. 「身内」を攻撃する日本社会


​驚くべきことに、日本は「日本人同士」であっても、自分たちと少し状況が違うだけで激しく攻撃することがあります。


その象徴が、生活保護を受けている人へのバッシングです。


​病気や不運で生活が苦しくなり、法律で認められた権利を使っているだけなのに、世間は「怠けている」「税金の無駄だ」と冷酷な言葉を投げつけます。フランスなどの民主国家では、困った時に助け合うのは「当たり前の権利」ですが、日本では「迷惑をかけるな」という自業自得(じごうじとく)論が優先されてしまいます。





​2. 「見えないことにされている」外国人への差別


​「日本には人種差別がない」と言う人は、日本に住んでいる外国の人たちが受けている現実を見ていないだけかもしれません。



  • 在日朝鮮人の人々への、根も葉もないヘイトスピーチ。

  • クルド人やムスリム(イスラム教徒)の人々に対する、ネット上の集団バッシング。



​これらは、アメリカなどのニュースで見る差別と同じ、あるいはそれ以上に「えげつない」ものです。

アメリカでは、差別が起きれば「それは間違っている!」と巨大なデモが起き、社会全体で議論されますが、日本では多くの人が**「見て見ぬふり」**をしたり、冷笑(れいしょう)したりして終わってしまいます。





​3. 「冷笑主義」という名の病気


​「アメリカの黒人差別の方がマシに見える」という意見があるのは、あちらには**「差別と戦う文化」**があるからです。


​一方で日本は、差別を差別と認めず、「あいつらが悪いんだから言われて当然だ」と正当化する空気が強いです。これは、前にお話しした「タイミーおじさん」を笑う大人たちの心理と全く同じです。





​まとめ:本当の「安全」とは何か


​本当の安全な国とは、街にゴミが落ちていないことや、夜に一人で歩けることだけを指すのではありません。


「どんな立場の人でも、バカにされたり、排除されたりせずに、尊厳(そんげん)を持って生きていけること」


​これが、本当の意味での「暮らしやすい民主国家」の条件です。


「日本は最高だ」と叫ぶ前に、まずは目の前で起きている「弱い者いじめ」という名の差別に、私たちが加担していないかを問い直す必要があります。





ブログ管理人より:


「外国は怖い」と教え込むことで、自分たちの国の問題を隠そうとする大人にだまされないように。まずは、自分の目で見える「不自然な冷たさ」を疑うことから始めましょう。


『外の世界は怖い、我が教団は最も安全で正しい場所だ』と信者に教えるのがカルト宗教の常套手段だからです。

今の日本もやっていることがカルト宗教と同じになっている。