撮影が早く終ったので、「悪人」観に行ってきました。


妻夫木聡さんの、うつろな目が印象的な、孤独を背負った青年の演技、

深津絵里さんの魂のこもった演技、すばらしかったです。

特に、樹木希林さんの演技圧巻です。

何気ない表情や動きの細部まで、完全にその人になっていました。

本当に、本当に、すごい役者さんだと改めて感じました。

アカデミー賞助演女優賞決まりじゃないですか!?

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観ている時も、観終わった後も、色んなことを考えさせられました。

みんな、善と悪の狭間を、なんとか、バランスを保つために生きているようなもの。

ちょっとしたボタンのかけ違いで、「悪人」になりうる危うさは、誰もが持っていると私は思います。

その中で、何を悪として、何を善とするかなんて、誰にも決められない。

起こしてしまった結果によって人は裁かれるが、真実まで、人が人を裁くことなんてできないと改めて感じました。

 
もうひとつのメッセージ

守りたい人守るべき人がいるか、

幸せになって欲しいと心の底から思う人がいるか



人は孤独を恐れ、どこかに絆を求めながら生きてる。

絆とは責任でもあるし、深い愛がそこにあるからこそ、失った時の恐怖心はあるが、

だからこそ、大事な人がいるっていうことは、人を強くするのかもしれない。


大切な人がいるから、生きる価値って生まれるのかもしれないって思った。


映画を観てて、大切な人をもっと大切にしたくなりました。


映画が大好きな私は、映画から学ぶことが多いのですが、

今日もまた、一つ、大事なことを思いださせてもらいました。

是非、皆さんも観に行ってみてください!


それと、、、

今回で、深津絵里さん好きになりました。

自然で、可愛らしいんだけど、しんの強さを感じさせる女優さん。

内面の美しさがにじみ出た、素晴らしい女優さんですね

年齢を感じさせない透明感も美しいですドキドキ

モントリオール主演女優賞おめでとうございますクラッカー











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