ずっと、観に行きたかった映画「ブライト・スター 一番美しい恋の詩」

場所は、渋谷bunkamuraにあるル・シネマ。

ヨーロッパを始め、芸術性の高い映画をよく上映しています。

ハリウッド映画よりもヨーロッパ映画が好きなので、度々、よく行く映画館です音譜

ストーリーはといいますと、

25歳という若さでこの世を去った、イギリスを代表するロマン主義の詩人ジョン・キーツの最後の恋を描いた伝記映画。
貧乏詩人である彼は、勝気で情熱的で感受性豊かなファニー・ブローンと境遇の障害を越え、
激しく恋に落ちる。

キーツが結核で亡くなるまでの最後の3年間を甘くも切なく、究極の映像美で描いています。


監督は、「ピアノレッスン」のジェーン・カンピオンです。

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am11:00 のみの上映のため、

最初の方は、最近の不眠症がたたってか、
うとうとすることもありましたが、

後半は、ずっと涙がとまりませんでした。

芸術性の高い映像美と、感覚的なタッチが、

心に突き刺さります。

苦しいほど、繊細で美しい映画でした。

キーツとファニーを演じた俳優陣の演技も素晴らしかった!

そして、何よりも心に響いたのが、

セリフの多数を占める、

ファニーに対する

美しい詩の数々。


こんな愛の詩を送られたら、絶対に恋に落ちてしまう自信があります。



男性は視覚的なものに感動するが、

女性は言葉に感動する生き物だと、何かで読みましたが、

私は、特に、そうです。

彼の愛の詩が詠われる度に、号泣の嵐でした。

それは、貧窮の中からのものであり、

結ばれるに難しい境遇のものであり、

死を身近に感じたものから、生まれた、究極の愛詩だったから。

本当に、美しく切なく、ロマンチックでもあり儚い詩です。


原題は、キーツ「輝きわたる星よ…」からだそうです。

ファニーに対する詩のすべては、ブライト・スターだと、思います。


永遠の詩を恋人にささげ、

ファニーは一生涯、彼からもらった指輪をつけていたそうです。

本当に美しい映画でした。

是非観に行ってみてください!!


映画後は、「松濤mar」で、パスタランチ。

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午前中から、胸に突き刺さる映画を見てしまったため、

今日は一日、涙腺が弱かった。

ふとしたときに、涙が出てくる出てくる。

感傷的な一日ですしょぼん






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