マラケッシュには、全部で3泊。

モロッコは日本の1,2倍の国土。

折角いくのだから、色んな町を回ってみたかったのですが、欲張りすぎると、その町を完全には楽しめずに移動になってしまうので、北部に位置するフェズやメクナスなどの古都は次回にとっておいて、今回は、マラケッシュと砂漠をメインに回ることにしました。


フェズやメクナスも世界遺産に選ばれ、素敵なところだと思いますが、色々調べた結果、あまり評判の良い場所ではなく、モロッコに行ったら、この二大古都よりも、私が行った、マラケッシュ、カスバ街道、サハラ砂漠を私はお勧めします。
なぜなら、この三つの地点は、世界中探しても、モロッコにしかないスペシャルな場所だったからです。






新しいものと古いもの、貧富の差、動物達、色んなものが混在する町、マラケッシュ。
発展途上国の町には、こんな光景が常に付きまとうが、マラケッシュが類のない個性をもっているのは、
イスラム世界の光景、そして、迷路のような、巨大なsouk(スーク)。
スークとは、市場のこと。
マラケッシュのスークは、世界遺産に選ばれています。

マラケッシュは、ヨーロッパ大陸とアフリカの交易の場所として栄えたところで、今でも様々なものがスークの中で売られ、とてもエネルギッシュ!!

モロッコの町はどこも、新市街と旧市街(メディナ)にわかれ、貧富の差も著しく異なります。
近代的な新市街には全く魅力を感じないので、ホテルや行動範囲も全て旧市街に拠点を置いていました。



この町には、色んなことに驚かされた。


まず、イスラム国家としてのモロッコ。

町では、一日に何度も、コーランが流れ、ありとあらゆるところにお祈りをする、場所がある。
女性は、布で身を隠し、男性は、ジュラバという、ダースベーダみたいな格好をして歩いている。
まず、この中にいることで、異国に来たことを感じずにはいられなく、そして、私は、どこに身を隠そうとも、外国人にしか見えない。
慣れるまで、とっても違和感があった。。

そして、カサブランカとは違って、超高級レストラン以外では、ほとんどのレストランには、お酒を置いていない。
もちろんスーパーにも。

それは、砂漠に近づけば近づくほど、顕著。
このことは知っていたので、イタリアから、法に引っかからない程度に、ワインをたくさん買って持ってきました。





このスーク。
同じ場所に戻るのは、不可能に近い。
それくらい入り組んでいます。。

レストランもどこかの屋上にあったり、メディナの中にあるホテルはリアドと呼ばれ、3泊ともリアドに泊まったんだけど、見つけ出すのに大困難。
最終日のリアドなんて、車は入れないから、周辺にいた、男性にチップ払って案内&荷物もって行きましたから…


でも、メディナ内にあるレストラン、そして、リアドは素晴しい!!!!

めちゃくちゃお洒落。
近代的なお洒落さとは違って、モロッコ家具に包まれた、アラビア世界特有の空間でした。



特に、リアドはどんな高級ホテルに泊まるよりも、癒される。
多分、モロッコで泊まったリアドは今までで最高でした。

後日、ブログります。




メディナのヘソ、フナ広場。

夕方近くになると、ぞろぞろ人がどこからか集まってきます。
屋台がたくさん、蛇使いがいたり、それはそれはエキサイティング。
近くによると、首にへび巻きつけてこようとするから、怖かったよ…

この広場から見る空が透き通っていてとってもきれいだった。

迷うと、この広場を目指して歩き続けます。
写真撮ると、お金要求されるから、隠し撮りしてました。


喧騒の町、マラケッシュ。
色んな匂いや音が混ざり合い、時々、めまいがした。
静かなリアドに戻るとほっとする。
そんな毎日でした。

エネルギッシュでエキサイティング。
ここでもまた、強い生命力をひしひしと感じました。