ローマのテルミニ駅から電車で90分。
『世界一美しい丘上都市』という文字をインターネットで見たので、行ってみることにしました。
日本ではあまり知られていないそうですが、ヨーロッパでは世界でも有数の美しい町として広く知られているそうです。
オルヴィエート駅に到着。
目の前からケーブルカーが出ているので、乗ること3分。
オルヴィエートの町へ着きます。
いつも通り、なんの情報も手元にないので、観光案内所へ直行。
歩いて回れる小さな町だというのですが、台風のような豪雨に見舞われ、とても歩けるような状況ではなく、高校生の輪の中をかき分け、地元のバスにとりあえず乗りました。
細い道をくねくねバスは走り、どこで降りるのかさっぱり分からず…
たくさん人が降りる場所で適当に降りてみました。
降りた途端、私の前に憚る巨大なドゥオモ。
「うわーすごい!」
思わず叫んじゃいました。
このドゥオモめちゃくちゃ美しい!
ミラノやフィレンツェにある有名なドゥオモを見た時よりも、驚いた。
こんな場所にこんなに美しいドゥオモがあるとは思いもよらなかった。
何ともいえない存在感と落ち着きがこのドゥオモにはあります。
雨も降っていることだし、目の前のアーケードになっている階段に腰かけて、しばらく眺めました。
内部のサン・ブリツィオ礼拝堂も私は好きでした。
外のような派手さはないけど、それが逆に私は好きでした。
背の高い天井まで走るストライプ柄が、見慣れた豪華絢爛なドゥオモに比べて、とてもスペシャルな感じがした。
ユニークな小さな町のドゥオモらしい。
急に青空が!!
と、思いきや…
降ったりやんだり、そして急に嵐になったり…
変な天候だけが、この街での最悪な出来事だった。
傘は壊れ、ずぶ濡れ。。。
カメラだけは濡らさないようにとタオル巻いて、ガードしてました。
こんな天候だけど、せっかく来たからと、ぐるぐる歩き回りました。
茶色い町並みは、小道が入り組み、とても坂が多い。
人が住んでいないのではと思わせるほど美しく、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる。
去年行った、ベローニャに少し似ている気がした。
でも、全く違うところは、オルヴィエートの町全体は丘の上にあり、自然の城壁に囲まれているところ。
オルヴィエートの町に高くそびえ立つ岸壁は、何世紀にもわたってこの町を周囲の世界から切り離し、歴史、人々の歴史、遺跡を守ってきたと言われています。
建物は凝灰岩でできているんだって。
昔、教皇の隠れ家として栄えたらしい。
納得納得。
歩いても歩いても、美しい町並み。
そして、岸壁に囲まれているせいか、閉鎖的なイメージもありました。
住人はたったの約4万人。
雨のせいもあり、とっても静か。
かわいいお店も多いです。
ここの人達は全く閉鎖的ではなくめちゃくちゃフレンドリー。
行く店々で、会話が途絶えない。
隣のお兄さんまで入ってきて、盛り上がっちゃいましたよ。
いろんなお店入ったけど、みんなすごく人懐っこい。
おしゃべりとまらなもの。
ローマより英語が通じる気がした。
カフェのお兄さんにローマに帰るまで荷物重いから預かってもらっちゃったりしたし。。
靴屋のお姉さんのお話が面白かったな。
ドイツ出身なんだけど、オルヴィエート出身の彼氏と北イタリアの大学で知り合い、卒業後、彼についてきて、この町に一緒に住んでるんだって。
「へ~なんてロマンチックなの!! 大好きなのね、彼のこと。もちろん結婚するんでしょ?」
って聞いたら、
「私は結婚はしないわ。そういうの嫌い。私はずっと自由でいたいから」
と断言してた。。。
いいな~感情の赴くまま生きてる人生って。
聞いてて、気持ちがいい!!
でも、海外だと特にイタリアだと違和感ゼロ。
私は、「仕来り」とか「普通」とか「常識」で片付ようとする、人生選びは嫌い。
外国の子達の輪の中にいるのが好きな理由の一つは、みんな自分のレールは自分で決めようとするし、人間も自分が好きか嫌いかの問題だけで、どんなでも受け入れる個性を持っているところ。
だから、個性の強いイタリアに来ると、とても刺激的でどこか、晴れ晴れした気分になっている自分に気づく。
いくつになっても、この気持ち忘れたくないな。
レストランも最高。
レストランだけは前もって下調べしてから行きました!
どうしても、白トリュフのパスタが食べたかった。
ショップの人たちとの会話をストップして、ランチタイム閉店間際だったので駆け足で行ってきました。
目の前で、たっぷり白トリュフを削ってくれます
パスタのゆで加減も絶妙!
白ワインも堪能して、ちょこちょこ前菜も食べて1時間くらいゆっくりしちゃった。
隣のかわいらしい老夫婦。
会話全くしないんだけど、ワイングラス片手にワイン堪能してました。
こういうの素敵★
オルヴィエートは白ワインの産地としても有名で、おしゃれなワインバーや色んな種類のワインを試飲させてくれるエノテカがちょこちょこあります。
買って帰ってきました。
酸味が若干強めで、辛口です。
しっかり白ワインを楽しみたい方おすすめです。
今度は、この町に一泊したい。
素敵なレストランや、洒落たワインバーをもっと見てみたいし、この町で静かにゆっくりしたい。
本当に、魅力的な町でした。
靴屋のお姉さんに、
「こんな素敵な町に住めていいわね」っていったら、
「too small ,もうすでに boring」
「私、中国語しゃべれるのに、中国人の観光客全く来ないし…」って嘆いていましたけどね…
この町は、一人で、ワインバーいっても、誰かしら話しかけてくれて、楽しいだろうな
城壁に囲まれたオルヴィエート市内には新たに住居建築が禁止されているため、このまま人も、町も大きくは変わらないでしょね。
I hope so much!!!!!
帰りは雨があがったので、歩いて、モノレール乗り場まで。
オレンジの街灯がとってもきれいだった。
この町を離れた時に決めました。
行けたら来年、イタリアの田舎町だけを巡る一人旅しようと!!
去年、行ったボローニャや昔行った山岳都市、イタリアの大都市より実はイタリアらしくて、もっとイタリアという国を楽しめる、そんな気がしてます。
イタリアかぶれな私にぴったりでしょ!?
イタリアを離れ、モロッコに向かいました。
モロッコブログお楽しみに★
『世界一美しい丘上都市』という文字をインターネットで見たので、行ってみることにしました。
日本ではあまり知られていないそうですが、ヨーロッパでは世界でも有数の美しい町として広く知られているそうです。
オルヴィエート駅に到着。
目の前からケーブルカーが出ているので、乗ること3分。
オルヴィエートの町へ着きます。
いつも通り、なんの情報も手元にないので、観光案内所へ直行。
歩いて回れる小さな町だというのですが、台風のような豪雨に見舞われ、とても歩けるような状況ではなく、高校生の輪の中をかき分け、地元のバスにとりあえず乗りました。
細い道をくねくねバスは走り、どこで降りるのかさっぱり分からず…
たくさん人が降りる場所で適当に降りてみました。
降りた途端、私の前に憚る巨大なドゥオモ。
「うわーすごい!」
思わず叫んじゃいました。
このドゥオモめちゃくちゃ美しい!
ミラノやフィレンツェにある有名なドゥオモを見た時よりも、驚いた。
こんな場所にこんなに美しいドゥオモがあるとは思いもよらなかった。
何ともいえない存在感と落ち着きがこのドゥオモにはあります。
雨も降っていることだし、目の前のアーケードになっている階段に腰かけて、しばらく眺めました。
内部のサン・ブリツィオ礼拝堂も私は好きでした。
外のような派手さはないけど、それが逆に私は好きでした。
背の高い天井まで走るストライプ柄が、見慣れた豪華絢爛なドゥオモに比べて、とてもスペシャルな感じがした。
ユニークな小さな町のドゥオモらしい。
急に青空が!!
と、思いきや…
降ったりやんだり、そして急に嵐になったり…
変な天候だけが、この街での最悪な出来事だった。
傘は壊れ、ずぶ濡れ。。。
カメラだけは濡らさないようにとタオル巻いて、ガードしてました。
こんな天候だけど、せっかく来たからと、ぐるぐる歩き回りました。
茶色い町並みは、小道が入り組み、とても坂が多い。
人が住んでいないのではと思わせるほど美しく、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる。
去年行った、ベローニャに少し似ている気がした。
でも、全く違うところは、オルヴィエートの町全体は丘の上にあり、自然の城壁に囲まれているところ。
オルヴィエートの町に高くそびえ立つ岸壁は、何世紀にもわたってこの町を周囲の世界から切り離し、歴史、人々の歴史、遺跡を守ってきたと言われています。
建物は凝灰岩でできているんだって。
昔、教皇の隠れ家として栄えたらしい。
納得納得。
歩いても歩いても、美しい町並み。
そして、岸壁に囲まれているせいか、閉鎖的なイメージもありました。
住人はたったの約4万人。
雨のせいもあり、とっても静か。
かわいいお店も多いです。
ここの人達は全く閉鎖的ではなくめちゃくちゃフレンドリー。
行く店々で、会話が途絶えない。
隣のお兄さんまで入ってきて、盛り上がっちゃいましたよ。
いろんなお店入ったけど、みんなすごく人懐っこい。
おしゃべりとまらなもの。
ローマより英語が通じる気がした。
カフェのお兄さんにローマに帰るまで荷物重いから預かってもらっちゃったりしたし。。
靴屋のお姉さんのお話が面白かったな。
ドイツ出身なんだけど、オルヴィエート出身の彼氏と北イタリアの大学で知り合い、卒業後、彼についてきて、この町に一緒に住んでるんだって。
「へ~なんてロマンチックなの!! 大好きなのね、彼のこと。もちろん結婚するんでしょ?」
って聞いたら、
「私は結婚はしないわ。そういうの嫌い。私はずっと自由でいたいから」
と断言してた。。。
いいな~感情の赴くまま生きてる人生って。
聞いてて、気持ちがいい!!
でも、海外だと特にイタリアだと違和感ゼロ。
私は、「仕来り」とか「普通」とか「常識」で片付ようとする、人生選びは嫌い。
外国の子達の輪の中にいるのが好きな理由の一つは、みんな自分のレールは自分で決めようとするし、人間も自分が好きか嫌いかの問題だけで、どんなでも受け入れる個性を持っているところ。
だから、個性の強いイタリアに来ると、とても刺激的でどこか、晴れ晴れした気分になっている自分に気づく。
いくつになっても、この気持ち忘れたくないな。
レストランも最高。
レストランだけは前もって下調べしてから行きました!
どうしても、白トリュフのパスタが食べたかった。
ショップの人たちとの会話をストップして、ランチタイム閉店間際だったので駆け足で行ってきました。
目の前で、たっぷり白トリュフを削ってくれます
パスタのゆで加減も絶妙!
白ワインも堪能して、ちょこちょこ前菜も食べて1時間くらいゆっくりしちゃった。
隣のかわいらしい老夫婦。
会話全くしないんだけど、ワイングラス片手にワイン堪能してました。
こういうの素敵★
オルヴィエートは白ワインの産地としても有名で、おしゃれなワインバーや色んな種類のワインを試飲させてくれるエノテカがちょこちょこあります。
買って帰ってきました。
酸味が若干強めで、辛口です。
しっかり白ワインを楽しみたい方おすすめです。
今度は、この町に一泊したい。
素敵なレストランや、洒落たワインバーをもっと見てみたいし、この町で静かにゆっくりしたい。
本当に、魅力的な町でした。
靴屋のお姉さんに、
「こんな素敵な町に住めていいわね」っていったら、
「too small ,もうすでに boring」
「私、中国語しゃべれるのに、中国人の観光客全く来ないし…」って嘆いていましたけどね…
この町は、一人で、ワインバーいっても、誰かしら話しかけてくれて、楽しいだろうな
城壁に囲まれたオルヴィエート市内には新たに住居建築が禁止されているため、このまま人も、町も大きくは変わらないでしょね。
I hope so much!!!!!
帰りは雨があがったので、歩いて、モノレール乗り場まで。
オレンジの街灯がとってもきれいだった。
この町を離れた時に決めました。
行けたら来年、イタリアの田舎町だけを巡る一人旅しようと!!
去年、行ったボローニャや昔行った山岳都市、イタリアの大都市より実はイタリアらしくて、もっとイタリアという国を楽しめる、そんな気がしてます。
イタリアかぶれな私にぴったりでしょ!?
イタリアを離れ、モロッコに向かいました。
モロッコブログお楽しみに★