たまたまBSをつけたら、『闇の子供たち』という映画の公開宣伝インタビューの番組がやっていました。
先週土曜日に公開したばかりの、阪元順治監督の作品だそうです。

タイを舞台に人身売買、幼児売春というショッキングな題材を描いた実話。





監督、そして『血と骨』などで名高い原作者梁石日さんのインタビューを聞いて、よりいっそう観たいと思いました。


彼らがどうして、このような題材に興味を持ち、表現しようとするのか。

私は、大きく共感できます。


表現者として生きている以上、エンターティメントも大事だと思いますが、『知るべき』ことを『知らせる』こと。
私は、一番大事なことだと思う。




世界中には、目を覆いたくなるようなアンダーグランドな世界がたくさん存在する。


私は、海外渡航や滞在を経て、『知りたい』という欲望が強くなった。

快楽だけを求めていく海外旅行に、私は興味がなくなったのは、きっとこのせいだと思います。

たくさんの国にいって知った現実と、タイに住んだことで見てしまった非現実的な現実。

私は、若い人たちにもっと興味を持ってもらいたいなと思います。




同じアジア人として、目をつぶらず、このような作品を見てほしい。
『知る』という好奇心を忘れないでほしいなと思います。




今週は予定がぎっしりですが、公開中に是非見に行こうと思います。