「高さとは少女のままでいることと/小池正博」『水牛の余波』。最後の助詞の「と」ってなんだろう。定型が連れてきた「と」かも知れないが不思議な「と」だ。終わりでも続きでもあるような。定型は助詞のコスパをひらくことが魅力的だと思う。助詞の鎖を解き放ち、不思議なパフォーマンスを与える。