主題、語り、言説、ミザンセヌ、
演技、音楽、運動、
何をとっても文句がない。
映画についての映画でありながら、
映画にまつわる映画人の映画でもあり、
映画を愛する映画アディクターへの映画にも
なっている。
キェシロフスキが視線と倫理へ執着し続けることの
プロブレマティークは思いのほかに大きい。