笑の大学 スタンダード・エディション [DVD]



¥1,950

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ああ、お宮さん、


ぼくは、オニクのためなら


死んでもかまわない。





★★★☆☆





笑の大学には、


舞台版:西村雅彦と近藤芳正。


FMシアター版:三宅裕司と坂東八十助


映画版:役所広司と稲垣吾郎。





三谷幸喜演劇のコンセプトっていうのは、


「じんせいっていうのは、


おもうようにはいかない」


というものだ。


なにかを・誰かとつくることの辛苦


といってもいい。





生きるっていうことは


イレギュラーなファクターとの


闘いなのである。


それを修正すれば、


さらにまたあらたなトラブルが


生じる。


そうしたディスコミュニケーションの連続だ。


でも、その断絶=不・交通があってこそ、


ひとは、予想だにしなかった


新たなステージにあがることが


できるという三谷弁証法がある。





ディスコミュニケーションを


コミュニケーションの契機ととらえるか、


それとも、


コミュニケーションの終局ととらえるかは


あなた次第だ。


あなたのじんせいなんだから。


でも、三谷とっては


あなたのじんせいが


あなたの目の前のあなたの


じんせいでもあるんだよね。