昨日、奥さんが友達のペルー人の家から御裾分けをもらってきた。

中身は鍋いっぱいのピラフみたいなものに鶏肉を焼いたものの足が1本どーんと入っていた。

我が家はかなりの薄味だが、向こうの人から頂くものはいつもスパイシー。

結局今回も白米と混ぜて食べて、それでちょうどいいくらい。けどこの食べ方だと、あと3、4日はこれ食べなきゃいけないかもしれない。


いつも思うが、味も濃く、量も多いのは変わらない。それが影響しているのか、子供の身長が、向こうは5歳の女の子なのに多分、105~110cm位身長がある。

それに比べてうちの子は4歳の男の子でも小さい方で95cm弱。誕生日は5月で早い方だが、幼稚園のクラスでは身長は前から3番目。

それなりに食べさせてはいるつもりだが、なかなか大きくならない。

水分補給もあまりしないようで、幼稚園に水筒を持たせていっても帰るまでほとんど飲まずに持ち帰ってくることが多い。

それに比べて、向こうは喉が渇くと”ママ、コーラが飲みたい”、”はいどーぞ”、みたいな感じで、好きなものを好きなだけあげてるように見受けられる。

うちは、私が太ってるせいもあって、奥さんが太らないように間食や甘いものには非常に気を使っている。

そういった結果が、これ程の体型の差になっているのかはわからないが、子供をもう少し成長させるには見習った方がいいのかもしれない。

でも、あまり濃い味付けのものをたくさん頂いてくるのはご遠慮願いたいものだ。 それにしても日本にいるラテンアメリカの人たちはたくましい。

経済的にはそれほど恵まれているとはいえないが、それでもいつもニコニコと明るく暮らしている。うちの奥さんと子供が、毎週日曜日に教会のラテンアメリカの部に参加させてもらっているのだが、みんなとても親切で、スペイン語もわからないうちの子供の面倒もよく見てくれる。

子供にバイリンガルになるのを期待していたが、向こうの子供たちの方が、どんどん日本語化されていって、だんだんみんな日本語でコミュニケーションをとるようになってきたので、うちの子供がスペイン語ペラペラになるのは期待できないが、それでも他の日本の子供に比べると、スペイン語の単語やフレーズがいくらか理解できるので、行っている意味はあるようだ。


彼らがいつまで日本で無事に生きていけるかは、それぞれの事情もあって判らないが、お付き合いできる間は仲良くしていきたいと思う。