20161026



「でこぽん??」

国道3号線側から南に下るのには急がない場合は必ずここに泊まる。



「オランダ揚げ」というどの部類に分けていいのかわからない、さつま揚げ?てんぷら?と普段は気軽におばちゃんに聞くのになんで聞かなかったのかわからない。

 




最初に「でこぽん」と出会うのは道の駅竜北、そういえば「祖母が壱岐出身です。」という方とお会いしたが、忙しそうだったので先へ。
ここで「でこぽん」という表記をチラっと見て記憶には残っていて、道の駅芦北でこぽんで正式に対面。

なるほど、みかん→八朔→でこぽんと出世ミカン?ということはなく、初めて見た。
その名の通りデカい。

 



【デコポン】
ポンカンを父に、清見を母として熊本で育った柑橘のサラブレッド!!
熊本の南部に位置するリアス式海岸に面した温暖な芦北・水俣地域で、安全・安心を基本に、常に品質向上を目指し柑橘類を栽培しています。果物の王様とも言われる不知火の中でも、選果場で1つ1つ光センサーを使って厳正な品質チェックを行い、基準に適合したものだけが【デコポン】という特別な称号が与えられ、特に芦北産デコポンは高値で消費地に出荷されています。


ここのソフトクリームは誰も疑う余地もない「デコポンソフト」
 


 

・デコポンソフト
・北海道ソフト

・ミックスソフト

 

この道の駅はJAあしきたが運営している。

ある時となりにセブンイレブンができた。

僕自身はただ単にほぼ移動せずに7Caféが飲めると思いWi-Fiが使えると思った。

 

次に来た時、道の駅内のファーマーズマーケットに商品の変化などを見ていた。
思わず口を開けたまま、一瞬止まった。

セブンイレブンの制服を着た方が指示をし並べてる。

口を閉じ、少し笑いながら車に乗り込んだ。

なるほどセブンイレブンはJAの経営だったんだ。

「そこは分けけようよ(笑)」と思った。道の駅でのひとコマだった。


 

20240624

熊本県の課題は政令指定都市・熊本市が人口73万人で第二の都市が八代市で12万人。

以外は2万人弱~7万人と小規模自治体が多い=自立が一番厳しい自治体。

そして熊本市は73万人ほどで県に占める人口の割合44%で政令指定都市においては京都市、仙台市、広島市に次いで4番目に高い。

市内への依存度が高い。
TMSCへ職を求めて行くにも80㎞と通勤は厳しく、住居を移すしかなくなる。

そうした場合、芦北町の人が減る。
今後、こうしたケースは増えて行くと思う。

熊本県だけの問題じゃなく、九州、全国的に起こって行くと思う。
北海道を見ても広大な大地に政令指定都市は札幌市のみ。

札幌市は福岡市よりも人口は多いが北海道と福岡県ではほぼ同じ人口。

芦北町自体は住みやすい環境だと思う。

観光資源もある程度あり、温泉もある。

気になるのはやはり人口減。

激しい。

最初に訪れた時より3千人減。

1万7千の3千は大きい。

 

ただ、この現象は自然現象で淘汰されてもいいのかな?と思うようになった。

移住、移住と行政は様々な策を施しているがお金を出してまで来てもらう意味が?
ある県など「就農移住で月々30万」、「家族で移住、年間1200万円」、狂気の沙汰としか言えない。

どこかが一人増えるとどこかが一人減る。

やはり、現時点でのベターな策は「道州制」しかないと思う。

九州は「国」でも成り立つけど(笑)




基本情報
所在地:〒869-5441 熊本県葦北郡芦北町佐敷443
電話:0966-61-3020



Official site

 

この町には素晴らしい洒落た遊覧船がある。


【観光うたせ船】

紺碧の不知火海に、真っ白い帆をいっぱいにふくらませて滑っていくうたせ船。
遠くから見ると白いドレスでおしゃれした「海の貴婦人」のような優雅な姿で魅了してくれます。うたせ船は不知火海のシンボルです。大きな4本のマスト、前後に突き出した2本のさおに張った大小九つの帆に風をうけ、潮の流れに身をまかせて、大海原に風と共に浮かびます。漁法は、海の底に入れた網に仕掛けがあり袋状になった7つの袋網で海の底の獲物を引き上げる伝統の底引き漁法です。不知火海にたゆたう姿は、自然に逆らわない暮らしと海の原風景そのものの絵巻を見る思いです。

うたせ船のおこり
うたせ船の起源は、おおよそ四百年前瀬戸内海が本場とされ当地へ伝わってきたのは明治の初期といわれています。基地港は計石でいくつかの歴史があり、天正八年(1580年)相良軍が島津の水軍を迎え撃って撃退しました。また、慶長2年(1597年)にオランダ船が平戸に先立ちこの港に立ち寄り、交易を求めました。当時の計石には細川藩時代に遠見御番所が置かれ、芦北の浦々にはお抱え水夫(かこ)も多く居ました。これらの水夫は藩の御用によって日本漁業の先進地である近畿地方に度々出張し、他所での漁業を見聞きする機会も多くあり、うたせ網漁業が積極的に導入されました。現在用いられているような網は、合採網(がっさいあみ)といって幕末から明治にかけて普及したものです。これは、一名「芸洲流し」といい芸洲(広島)の漁師が芦北ではじめたのが起こりで、芦北ではうたせ網のことを「流れ船」と呼び、底引き網を帆船で引く漁法で、収穫は主にアシアカエビ、イシエビ、カニなどです。昭和56年(1981年)には、お客様を乗せる観光船としてスタートしました。

     

町役場の方が一生懸命教えてくださった。

22歳

芦北の方らしい。

頑張ってほしいと心から思った。

そして、湯浦温泉。
温泉といえば人吉、えびのの方を向いていた。
芦北にこんなにいい温泉があるとは知らなかった。

しかも、予算の500円以内と安い。

温泉文化がある町なんだろうね。

 

【湯浦温泉】
湯浦温泉センター
ヘルシーパーク芦北
岩の湯(共同浴場)
ささ原温泉(共同浴場)
長寿の湯(共同浴場)
亀井荘(旅館)




夢の島からの贈り物

 

 
 


湯浦温泉
湯浦温泉(ゆのうらおんせん)は、熊本県葦北郡芦北町湯浦(旧国肥後国)にある温泉。

泉質
単純温泉
泉温 42℃

温泉街
芦北町中心部から南に1.5キロ進んだ先にある山あいの田園地帯にある温泉。
日帰り温泉施設2軒と共同浴場3軒、日帰り入浴も扱う旅館が1軒存在する。

歴史
開湯は奈良時代の宝亀年間(770〜780年)。古くは宿場町として賑わったが、寛政2年(1790年)の大洪水で川筋の温泉はほとんどが破壊された。

明治・大正に温泉開発が盛んとなり、復興した。

アクセス
肥薩おれんじ鉄道・肥薩おれんじ鉄道線湯浦駅より、徒歩約5分。
南九州西回り自動車道芦北ICより国道3号経由、車で10分。

 

【熊本県葦北郡芦北町の概要】

葦北郡
葦北郡(あしきたぐん)は、熊本県(肥後国)の郡。
人口18,645人、面積268.07km²、人口密度69.6人/km²。(2023年4月1日、推計人口)
以下の2町を含む。

・芦北町(あしきたまち)
・津奈木町(つなぎまち)

郡域
1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記2町のほか、下記の区域にあたる。
・八代市の一部(日奈久各町・二見各町・坂本町百済来上・坂本町百済来下・坂本町田上・坂本町鶴喰・坂本町川嶽)
・水俣市の全域

歴史
明治14年(1881年) - 浜浦町が改称して田浦町となる。
町村制以降の沿革
昭和30年(1955年)
1月1日 - 佐敷町・大野村・吉尾村が合併して葦北町が発足。(3町5村)
4月1日 - 日奈久町が八代市に編入。(2町5村)
昭和31年(1956年)9月1日 - 久木野村が水俣市に編入。(2町4村)
昭和32年(1957年)1月1日 - 二見村が八代市に編入。(2町3村)
昭和33年(1958年)4月1日 - 田浦村が町制施行して田浦町となる。(3町2村)
昭和36年(1961年)4月1日 - 百済来村が八代郡上松求麻村・下松求麻村と合併して八代郡坂本村が発足。(3町1村)
昭和38年(1963年)4月1日 - 津奈木村が町制施行して津奈木町となる。(4町)
昭和45年(1970年)11月1日 - 葦北町・湯浦町が合併して葦北町が発足。即日芦北町に改称。(3町)
平成17年(2005年)1月1日 - 田浦町・芦北町が合併し、改めて芦北町が発足。(2町)

産業
林業
江戸時代より良質なクロマツ材の産地として知られ、明治時代中頃から北九州地方一帯の炭鉱開発が盛んになると支保工に使用する坑木の供給地となった。人工林として植栽された樹種は、アカマツよりはクロマツの方が多く、アイグロマツ系のモドウマツも植栽された。大規模な山林所有者は少なく、小規模な農家林業経営により短伐期施業が行われた。20世紀後半に炭鉱の閉鎖が相次いだこと、マツクイムシ被害が深刻化したことから次第にスギやヒノキへの樹種転換が行われた。