明けましておめでとうございます。

 県議会議員としての活動も早、4期目が終わろうとしています。これ迄、地元でお住まいの方々との対話を重ねながら、条例案の審議、本会議や委員会での質問等、様々な活動を行って参りました。





 我が国においては、長引く新型コロナウイルス感染症の影響や、ロシアのウクライナ侵攻や米中対立、北朝鮮のミサイル問題等、緊迫化する国際情勢への対応や原材料価格の高騰対策が重要課題となるなか、分散型国土の創出を一層加速させる必要があります。

 一方、2025年に開催予定の大阪・関西万博では国内外から多くの方々が訪れることが予想されており、これを県益に繋げていくための取り組みも求められます。経済成長の実現に向け、規制緩和を進め、労働力人口を確保するなど、国内外の動きを見通しながら的確な対策を講じ、新しい産業を創造することにより、本県ならではの技術を活用した成長の流れを国内外に波及させていくことが、これからの私達の進むべき方向です。

 現在の地方は、次々と集落が消えている状況です。人口減少高齢化が進む本県の現状を踏まえ、県西部は、今や四国の中心地として、新たな時代に対応するとともに、外的な環境の変化に柔軟に対応していくしなやかさが求められています。

 早急かつ的確な対策を実現できるように、ますば必要とされる予算をしっかりと確保し、地方にお住まいの皆様が生きがいを持ちながら幸せで長生きできるよう、町を盛り上げ、暮らしの不安解消に向けた取り組みを進めていかなければなりません。

 私はこうした視点にたって、地元雇用拡大に向けた仕事の創出と農林業・地場産業の振興、福祉・教育の充実等に努力したいと決意を新たにしています。

 今後とも尚一層のご指導とご支援を宜しくお願いします。皆様にとりまして、今年一年が平和で穏やかであり、ウサギ年にふさわしい躍動と賑わいの年になることを期待します。

 令和5年1月吉日 元木章生