文芸春愁の今月号の「ドキュメント中国の戦争」を読むと、朝鮮戦争当時の中国共産党の上層部で、朝鮮に援軍を送ることを支持した者は、毛沢東の他にはほとんどいなかったという
政治局は2週間にわたって昼夜を問わず議論を続けた。その議論の内容は
もし義勇軍を派遣したら中米の友好的な伝統は終わってしまうだろう
もし兵を出して米軍を止めることができなかったらどうするか
そしていよいよ米軍が中国国境の鴨緑江に近づいた時、毛沢東は「もう我々は軍を出さない訳にはいかない。今出せば、北朝鮮を助けたという名誉も、有利な条件を手にすることができる」
つまり朝鮮で戦争ができるということだ
後年毛沢東は、アメリカは極力中国と戦うことを避けようとしていたという事実を知った時、非常に悔やんだそうです。
金日成を捕えて、韓国を統一するために中国国境の鴨緑江まで国連軍が進撃したが、ここで中国共産党軍が大軍をもって国連軍を攻撃してきた。人海戦術で、満足な武器を持たないまま突撃してくるのである。
国連軍はこれに驚き米軍は、米軍始まって以来の屈辱的な撤退作戦が始まってしまった。
戦場は真冬で零下20度にも下がり、両軍の兵士の体を容赦なく痛めつける。共産軍はその上に国連軍の絶え間のない熾烈な空爆の為補給を絶たれ、凍死や餓死する者も多かったという。
休戦の時点での米軍の犠牲者数は3万6千人、中国軍は70万人から100万人と言われている
政治局は2週間にわたって昼夜を問わず議論を続けた。その議論の内容は
もし義勇軍を派遣したら中米の友好的な伝統は終わってしまうだろう
もし兵を出して米軍を止めることができなかったらどうするか
そしていよいよ米軍が中国国境の鴨緑江に近づいた時、毛沢東は「もう我々は軍を出さない訳にはいかない。今出せば、北朝鮮を助けたという名誉も、有利な条件を手にすることができる」
つまり朝鮮で戦争ができるということだ
後年毛沢東は、アメリカは極力中国と戦うことを避けようとしていたという事実を知った時、非常に悔やんだそうです。
金日成を捕えて、韓国を統一するために中国国境の鴨緑江まで国連軍が進撃したが、ここで中国共産党軍が大軍をもって国連軍を攻撃してきた。人海戦術で、満足な武器を持たないまま突撃してくるのである。
国連軍はこれに驚き米軍は、米軍始まって以来の屈辱的な撤退作戦が始まってしまった。
戦場は真冬で零下20度にも下がり、両軍の兵士の体を容赦なく痛めつける。共産軍はその上に国連軍の絶え間のない熾烈な空爆の為補給を絶たれ、凍死や餓死する者も多かったという。
休戦の時点での米軍の犠牲者数は3万6千人、中国軍は70万人から100万人と言われている