今日TVを何気なく見ていたときのこと。たまたま、両手のないピアニストの演奏がやっていた。彼はなくした腕のかわりになんと足の指を使って演奏していたのだ。その努力と苦労は計り知れなものだろうし、ピアノに対する情熱は常識では計り知れないものだろう。正直感心したし感動もした。しかし、この演奏を聞いてふと思った事がある。確かに、ここまで出来るようになったことはすばらしい事だし、人々に感動も与えるだろう。では、ピアノの技術としてはどんなレベルなんだろうか?!いかんせんピアノに詳しくない自分としては、ピアノのレベルについてとてもひっかかってしまった。プロと同等のレベルにあるのかどうか、両腕をなくしてかわいそうという贔屓を抜きにしたらどうなのか。とても疑問に思ってしまった。別に障害者を差別するつもりは毛頭ないし、彼の努力は尊敬に値する。しかし、プロとして報酬をもらうレベルであるのか。テレビに引っ張りだす事でマスコミは、見せ物にしているんではないか。そんな疑問が次々と湧いてきてしまった。