「DANCE to the Future 2013」
「DANCE to the Future 2013」 終了いたしました!!
観に来て下さったお客様、どうもありがとうございましたm(_ _ )m
今年の DANCE to the Future では、二人の振付家の作品
中村恩恵さんの「The Well-Tempered」,「O solitude」,「Who is `US'?」
金森譲さんの 「solo for 2」 を上演いたしました。
私は、中村恩恵さんの作品 「The Well-Tempered」 に出演させて
いただきました!写真は出演メンバーのダンサーたちと、一番右に
写って下さっているのが中村恩恵さんです!
「The Well-Tempered」 は三部の構成で、一楽章アルヴォ・ぺルト、
、三楽章J.S.バッハ のパートを 山本隆之さんと湯川麻美子さん、
二楽章スティーヴ・ライヒの音楽で15人が踊りました。
恩恵さんの振付では、手が上にとかではなく、動きを多様な
言葉に変えて表現してくださって、その豊かさに毎回、驚きと
発見がありました。
この写真はメデューサと名前がついているワンシーン。
左から、私、堀口純ちゃん、寺田亜沙子ちゃん。
これはサーチライトと名前がついていたワンシーン…
のちょっと後のポーズ(笑)。
左から、私、西川貴子さん、寺田亜沙子ちゃん。
今回のスティーヴ・ライヒのリハーサルの時、ただ走るということ
でも、気持ちが先に行って走る。気持ちと身体が一体となって走る。
また、何かに押されるようにして走る。のとは、全部違うと思うの。
と、恩恵さんがさらりと、しかし、はっきりと、その違いを体現して
下さったのが、とても印象的でした!
舞台上で、歩くこと、また走ること、これはなかなか難しいことで
私の中で永遠の課題だと思っていることなのですが、このときの
イメージを忘れないようにしようと思いました。
今回は、第一部で出演が終わっていたので、客席でも観させて
いただくことができました。いつものクラシックバレエを踊っている
ときとはまた違った魅力を、カンパニーのダンサーから感じて
嬉しい発見がありますね!
今までの DANCE to the Future を振り返ると、2010年は能美健志
さん、2011年は上島雪夫さん、2012年は平山素子さんと一緒に
お仕事をさせていただきました。
振付家の方々は、それぞれの舞踊言語というものを持ってダンサー
に伝えてくださって、そうして私たちダンサーのボキャブラリーが
少しずつ広がっていく。本当に貴重な経験でした。