『ヘッダ・ガーブレル』
今週は、10月の公演『ペンギン・カフェ』 のリハーサルが
進んでいます!!
1週間のリハーサルスケジュールを見ると、何時から何時に
‘Penguins(ペンギンたち)’とか、‘Zebra(しまうま)’とか
書かれているのが、ちょっと可笑しいですねo(^-^)o
ヒールを履いてボールルームダンスのようなシーンがあったり、
スコティッシュダンスのような踊りがあったり、でもそこに登場する
動物たちは、絶滅危惧種の動物たちばかり・・・楽しいダンスの中
にも、現代社会へのメッセージを含んでいる作品です。
楽しみにしていてください!!!!
※補足説明※
ペンギンやシマウマは絶滅危惧種なの?と、
疑問に思われた方もいらっしゃったようなので、
補足いたします。説明が足りずにごめんなさい。
↓↓↓
ペンギンはそのままなのですが、シマウマはケープ
ヤマシマウマです。ユタのオオツノヒツジ、テキサスの
カンガルーネズミ、ブラジルのウーリーモンキー、
豚鼻スカンクにつくノミ、などの動物たちの踊りがあります。
私は、アボリジニの家族の役で出演いたします。
昨日は、新国立劇場・小劇場へ
演劇 『ヘッダ・ガーブレル』 を観にいきました!!
バレエ研修所にいたころ、演劇の授業でこの『ヘッダ・ガーブレル』
の戯曲が教材として使われたことがありました。
20歳くらいだったかな、当時の私にはこの戯曲、さっぱり理解が
出来ず、(イプセンさん、そして演劇の三輪えり花先生ごめんなさい)
もっと面白い戯曲が良かったのにと、こっそり思っておりました・・・。
でも「解らない」というのも「面白い」と同様に、強く印象に残る。
舞台は、ヘッダの家の客間、奥に向かって大きな3枚の額縁に囲まれ、
役者の方たちは、まるでだまし絵の中に入り込んで出られない様な、
閉鎖的な舞台空間の中で物語は繰り広げられていく。
ヘッダはその中で、行き場のない孤独と退屈とを、人の運命を翻弄する
ことで凌ごうとする。
大地真央さんの演じるヘッダ、益岡徹さんのテスマン、他、役者の方々
皆さんの演技が本当に素晴らしくて!!昨日は2時間45分の上演時間、
楽しくて楽しくて仕方がなかったです!!
もし、20歳の自分に会えたら・・・
今はわからないかもしれないけど、この戯曲が楽しくおもえるときも来ると
おもうよ!!と、ちょっと上から目線で言ってみたくなりました(笑)