『カルミナ・ブラーナ』
連休中は気持ちのいいお天気が続きましたね!!
『カルミナ・ブラーナ』は、昨日無事に千秋楽を迎えました。
観に来てくださった皆様、どうもありがとうございました!!!
5月1日と3日の公演では‘ローストスワン’を踊らせて
いただきました。
『カルミナ・ブラーナ』は5年ぶりの再演。
オーケストラピットには60名の合唱団の方たち、そしてソリスト
の歌手の方たちも入り演奏されるので、特に、最初と最後の
ナンバー「おお、運命よ!」などは、舞台袖で聞いていても
心が震えるような、本当にすごい迫力でした!!
歌声のエネルギーって素晴らしい!!
‘ローストスワン’を食べようと狙う‘神学生2’の図。
(演出部の方たち、小道具で遊んでごめんなさい・・・)
‘神学生2’を踊った八幡顕光くんと。
かつて私は湖に住み、
かつて私は美しかった、
私の白鳥だったころは。
あわれな私よ!
今は黒く
激しく焙られている!
焼き串は回る、なおも回る、
火葬の薪は、激しく燃えて、私を焼く。・・・
いろんな方に、「え?なんでチキンじゃなくてスワンなの?」
と聞かれましたが(笑)、それはちょうど<焙られた白鳥の歌>
という、こんなハードな歌詞の付いたナンバーだからなのです。
でも、舞台上はとてもコミカルで、グリルにされてもなお逃げ
ようとするローストスワンと、食べようと追いかける太っちょの
食いしん坊たちと神学生2。
前回出演したときから大好きなシーンだったので、
今回踊らせていただくことが出来、とても嬉しかったです(^-^)/
また、5月2日(夜)と5日の公演では、『ガラントゥリーズ』
に出演させていただきました。
パ・ド・ドゥのパートを一緒に踊ったマイレン・トレウバエフさんと。
『ガラントュリーズ』は、アブストラクト・バレエといって物語のない
抽象的なバレエなのですが、このパ・ド・ドゥのパートだけは、
「フィガロの結婚」の伯爵と伯爵夫人のイメージなので、少し
ストーリーがあるという説明を受けました。
モーツァルトの曲は、あまり聞くほうではなかったのですが、
この作品に取り組んでから大好きになりました。
『ガラントゥリーズ』のソリストの女性たち。
左から、西山裕子さん、湯川麻美子さん、さいとう美帆ちゃん、私。
今回は、『カルミナ・ブラーナ』『ガラントゥリーズ』とも、2回ずつ
踊らせていただいたのですが、回数を重ねると学ぶことも多い
と改めて実感しました。
自分の中の緊張や集中の具合、そしてオーケストラの演奏も毎日
テンポやフィーリングなど、まったく同じ状態はありえない。
そんな中で舞台に立つ、面白さであり、また怖さでもあって、そして
それが仕事なのですが、その経験一つ一つを大切にしていきたい
と、改めて思いました。
そしてまた、それを見守ってくださるお客様に、心から感謝を☆
今日は、ながーいブログになってしまいましたね・・・。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございますo(^-^)o