ハプニングを力に変えて・・・
初日を踊られるはずだったスヴェトラーナ・ザハロワさんが、
体調不良のため降板なさって、今回の『白鳥の湖』はキャスト
の変更がいろいろと出ております。
昨日は休演日だったので、キャストを変えた状態のリハーサル。
前回踊ったことのあるダンサーや、他の日に踊るダンサーが
パズルのようにパートを埋めていきます。1、2回合わせると自然
とすっと馴染んでいく。踊ったことのある振り付けはダンサーの
身体に染みこんでいるのですね。
一つ一つの舞台経験は財産なのだと、つくづく感じます。
そして昨日は、リハーサルが終わってからbunkamuraル・シネマへ。
先輩の大和雅美さんと映画を観てきました。
私は申し訳ないことに勉強不足で歴史に弱く、英国王室と聞くと、
勝手にスキャンダラスなイメージを持っていたのですが、ヴィクトリア
女王は、夫アルバート公との間に9人の子宝に恵まれ、夫が亡き後
40年間、ご自身が亡くなられるまでの間、喪服を着続けたという
一途な女王様。
映画は19世紀の英国王室の栄華をそのまま再現されていて、
お衣裳、アクセサリー、帽子のリボンやレース、袖口の刺繍に至る
まで、何もかも繊細で、華やかで、ため息が止まりませんでした。
美しい世界をみて、少しリフレッシュ♪
今日で『白鳥の湖』は2日目が終了しました。
あと、4回。力を合わせてがんばります!!