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共生エアテクノ
最も単純な脱臭方法は燃焼法だが,非常に大量のCO2が発生してしまう.蓄熱燃焼脱臭や電気エネルギーを利用する脱臭,オゾン分解触媒と活性炭で分解・吸着する方法等を開発してきた.いずれもコスト削減の取り組みで開発が進められてきたが,結果的にCO2排出量が少ない技術が生まれた.また,オールフレッシュ方式ではなく循環方式を採用することによって空調で発生するCO2排出量を減らすことが可能となる.
エナジーセーブ
ESCO事業を行っている.保証したレベルに実績が至らない場合は差額を金銭補填する仕組みになっているが,過去約70社300施設の取組の中で金銭補填が発生した事例はゼロとのこと.定量化することが重要.
コスモライフ
10分単位に電気利用状況をリアルタイムに把握することで,デマンドを抑え,契約電力を下げることにより電気代を削減する.
日本テクノ
同じく使用電力を見える化し,デマンドを押さえるサービスを提供している.継続するには定期的なフォローやチェックが重要になってくる.
レモンピールプラス
LEDは白熱電球と比べた場合は17%,蛍光灯と比べると40%の電力で同じ明るさを創りだすことが可能であり,寿命は白熱電球の20媒体,蛍光灯の6媒体以上に相当する4万時間である.初期投資の予算が捻出できない会社も多いので,中小企業支援機構株式会社との連携による空調及びLED証明のレンタルサービスを行っている.
クリエイティブ
古紙や木材につなぎとして廃プラスチックを加えたRPPWFを開発.インドの州政府でも採用が決定し,各国政府や自治体からRPPWFに関するお問い合わせがくるようになった.
スーパーフェイズ
京都府の例では,年間で22万トンのゴミを焼却処分したが,そのうち10%にあたる2万2000トンが使用済み紙おむつだった.開発したSFDリサイクルシステムでは,使用済み紙おむつを破砕,発酵,乾燥,殺菌することで約3分の1に減量し,ペレットやRPFなどの燃料に加工する.
地球環境フォーラム
ジャトロファからバイオ燃料を生成し,搾油後の生ごみを有機肥料にしようとしている.さらに化学肥料の使用を押さえることにより,温室効果ガスの排出を削減することが出来る.
ネクスパ
温泉によって得られる年間熱量は灯油に換算するとドラム缶で4830万本分になり,これはCO2換算で2405万3400トンに相当するので,1990年の温室効果ガス排出量の2%を温泉だけで削減できることになる.例えば源泉から引いた約72℃の温泉を入浴適温の42℃魔で下げる際の予熱と,施設で一度使われた約40℃の排温を12度まで下げる際の排熱に熱交換器を使用し,暖房や給湯に役立てることが出来る.那須ビューホテルパレスの例では,事業費1500万円に対して500万円の補助金が支払われており,わずか1.5年で投資回収が可能となっている.また日本スマートエナジーとの業務提携によって,4年間で1024トンのCO2排出権を丸紅に売却する.
日本フォトケミカル
当時印刷工程では様々な化学物質が使われていて,大量の資源も使用していた.十数年間同社は問題提起を続けていたが,それでも印刷業界は大きな動きを見せることはなかった.しかし近年は環境に配慮するという意識が芽生えてきた.紙にインクを刷るための印刷板にアルミニウムが使用されていて,製造過程で大量の電力が使われる.当社ではこれまで廃棄されていた印刷板をリユース可能にする技術を開発した.
フィル・カンパニー
都内には3万箇所のコインパーキングがあり,そこに建物を造り,その屋上を緑化するということをしている.2006年から2009年秋までに7箇所の駐車場上部利用物件が完成した.そのうち屋上緑化に至った物件は3件である.
リ・アース
ドイツメーカーと「間伐材を再生する木質リサイクルボード」を共同開発した.小さなフレークを大きなフレークで覆う3層構造で,フレークの繊維方向をあえて揃えないことでどの方向からの力にも強い合板になった.またホルムアルデヒドの放散量を抑え,リサイクルも可能な安全素材になった.
コーリンク
排出権オークションシステムを稼動している.国対国や大企業同士だけでなく中小企業も対象とした国内クレジット制度にも注力したい.
白井グループ
バイオ燃料への燃料転換を行った.また,エコドライブ燃費改善コンテストを毎月行うことで,安定して6%前後の改善効果が得られている.主にこの2つの取り組みの結果,2007年度のCO2総排出量が前年比で約10%物削減を実現できた.軽油と比べて一リットルあたりの単価が1~2割ほど高くなる.しかし業界のトップランナーとして費用をかけてでも取り組むべきだと決意した.
スマートエナジー
2006年にスマートエナジーを設立.2006年当時といえば海外にしか精度が存在しなかった状況だ.そんな中で大櫛氏は日本国内での制度化を進めるべく経済産業省に働きかけ,必要書類の整備から委員会の立ち上げまで全てを基礎の段階から構築していった.排出量審査サービスや人材育成,ファンド事業などを行っている.
環境問題という漠然とした部分だけを見ていても,ビジネスアイデアは思いつきにくい.スーパーフェイズなら,紙おむつという問題に着目, ネクスパは温泉エネルギーに着目,フィル・カンパニーはコインパーキングに着目,リ・アースは間伐材に着目.このように特定のことに着目してビジネスを考えていきたい.

