〜パラレルワールド〜

ふと、夜な夜な深夜に目覚める。また、同じ夢の続きだ。大海原を改造ボートに乗り、町にあがる。強奪したのか購入したのかわからないパンや缶詰を子供たちにくばる。時に地中から飛び出すスライムの怪物を斬り倒す。砂漠の中を大きな装甲車で移動している。どうやらスレンダーで、長髪の彼女がいるみたいだ。武装し、屋根に乗せたテラスでワインを飲んでいる。海賊との商談に行くみたいだ。相当な金銀財宝が交渉として頂ける。海の回遊権の交渉を受けるみたいである。交渉がスムーズに行き、どうも海賊たちのビジネスパートナーになった様である。海賊達に占領領域を案内してもらった。高い赤い建物が横たわっている。なるほど、東京タワーか。会議に移動している。流れる小川の高さは3m程度、横幅は草木が茂り1.5m程度である。覗き込むとエイのような生物がいる。はって上がってきた。腹側には人間の少女の顔が付いている。両生類か。会議に参加するみたいだ。シーンが変わった。3階建ての秘密基地を建設している。砂漠や川や海がある。この世界では導線が良いのだろうか。小さな男の子が建物から出てきた。ハラハラしながら見守っている。パラレルワールドなんだ。シーンがまた変わる。どうやら宇宙の世界で海賊に追われている。究極のピンチだ。指先からレーザービームが蜘蛛の巣の様に出、巨大な部隊を壊滅した。サイコビームだ。美女たちと呑んでいる。パラレルワールドでは、地球と宇宙が簡単に行き来できる。宇宙人との連携も盛んである。地球に戻ってきた。栽培している稲が成長している。遠くに見えるのはティラノザウルスだ。異星人だろうか、大規模な工事をしている。ジュラシック・パークでも創るのだろうか。いや、小さな恐竜を焼いている。飼育場だ。遠くに見えるのは手前の異星人に似た巨大な異星人だ。ティラノザウルスを捕まえ、生で食べている。人種のようなものなのだろうか。異星人同士は仲間のようである。海から巨大なワニの様な化け物が飛び出してきた。陸上の巨大異星人を海に引きずり込んだ。食物連鎖だ。空には巨大な鳥が舞う。沢山の巨大な鳥が集まってきた。うん?巨大な鳥の背中には人類が乗っている。私の前に降りてきた。英語を喋っている。どうやら同盟の交渉みたいだ。鳥の背中に乗れと言っている。飛んだ!我々はヘリコプターを所有しているが小回りがきき便利だ。空にいる沢山の巨大な鳥が降りてきた。我々の戦車と鳥の交換を希している。良いだろう。巨大な鳥が金塊をくわえている。んッ、写真か。どうやら王国の娘さんを助けてくれと言うことか。おもしろい、パラレルワールドか現実か、楽しもう。宇宙カジノにきた。地下にある監禁庫に彼女はいてるらしい。怪物がウヨウヨする先に高い塔がある。海賊ギアの中心部だ。うんッ、鎮座しているのは姫だ!?まさか海賊ギアの頂点が姫かッ!?空中へと上がり、大きな宇宙船で消えていった。そうかトリックムービーか。さー、どう思考する。我が宇宙船に乗り込み後を追う。うん!?、奴らが白いビームを上方に上げた。白旗か?。無線がきた、仲間にならないかと通信している。こりゃ驚いた、交渉場所を伝えようか。交渉場所は月にした。うんん!?、月の裏に宇宙ステーションがある!!!、住人か!?。中からロボットが出てきた。そうか、どこかの宇宙人のサテライト監視基地だな。違いない。特に攻撃はしてこないみたいだ。宇宙ステーションにパーキングエリアがある。なるほど、開放された休憩地点でもあるのか。海賊たちと交渉開始だ。姫もいる。なんだと・・・、姫は既に病気で死亡し、クローンだ。交渉には見たこともない金塊がつまれた。作戦は1つらしい。銀河系の海賊を統率する仕事だ。医師であるオレは銀河メディカルステーションを提案した。海賊に怪我はつきものだ。ロボットの体も自由に手に入る。家族や仲間のケアもできる。万票一致で採択された。さて、どうするか。意外にも地球でのメディカルステーションを提案された。秘書は金髪のアンドロイドだ。好みではない。好きな仕事しかしないオレにはストレスとなる。うーん、しばらく地球のハワイで思考でもするとするか・・・。しかし・・・ハワイは既に存在しなかった。代わりに人工島が設置されている。どうも銀河系の住人を集めるカジノなどである。よし、メディカルステーションを併設だ。ウエルネスってやつだ。意見が出た。ロボット社会になりつつある今、ウエルネスは必要かと。いや、生身を望むのは生物の欲望である。ロボット社会は超えられるのか。パラレルワールドなんだ。死んだあと、この世界の住人になるのだろうか・・・