マルチ商法とは一言で言えば、連鎖販売取引
昭和40年代、アメリカのホリディ・マジック社が、「Multi-Level Marketing (マルチ・レベル・マーケティング)」と呼ばれる商形態とともに日本に上陸した頃から、国内における連鎖販売取引の歴史が始まったとされているそうです。
私のいた会社(A社とします)では、マルチ商法がわかりにくい、またクレーム対応もうまくできる仕組みになっていました。流れを簡単に説明しますと
A社と一部上場の株式会社●●●(B社)と提携。
1. B社がまず営業をし、お客を集める。
2. B社がホテルでセミナーを開く。A社の会長がカリスマ講師として講義。
5000万の売上が2憶になるノウハウを売りますと。
セミナー終了後、B社の営業マンが一人一人にはりついて勧誘。
500万(税抜)の商品を月々10万のローン、または一括でお客に買わせる。
(500万の内容は、DVD 8枚・冊子3部・センターの無料利用・セミナー5回など)
しかも半年ごとに更新料が何十万とかかります。
3. そのB社の顧客に対しA社は、無料相談、電話勧誘、セミナーの時に勧誘し、
A社の商品を更に売りつけます。
全部申し込んだ人を おなかいっぱいと言っていました。
4. クレーム対応
もちろん、5000万の売上が2憶になるわけなく、倒産寸前の会社から電話が来る。
すると、A社またはB社で役をする。
例えば
A社はなぐさめ役、B社の悪口を言う。お客の立場にたつ。
B社は、攻撃する役、あなたができないのをこちらのせいにするなと。
人は本当に困っているときに少しでも優しくされると何も言えなくなってしまう。
これをうまく利用します。
5. B社はいろいろな企業と提携しているのでお客は他にも色々売りつけられローン地獄。
6. お金がなければ、訴えることもできません。
A社とB社と別会社ですので、
A社だけを見ると、マルチと分かりにくいのです。
悪質なのは、
人は本当に困っている時、
その上更に攻撃された状態で優しい声を掛けられるとコロっと騙されるんです。
そして、お金もないので訴えないのです。