みなさん、こんばんは。
つい先程、舞台『メサイア 鋼ノ章』が神戸にて閉幕しました。
たくさんのご来場ありがとうございました。
感謝の気持ちで溢れました。
そんな気持ちのまま、想いをブログにしたためようかと。
お付き合いくださったら嬉しいです。
今回、白銀ノ章以来の出演は、正直僕にとってかなり複雑な心情でした。
当時の仲間、珀、鋭利、柊介はいない。
僕一人では、非常に重かった。
台本を頂き、更に悩んだ。
そこにはサクラの先輩としての重いセリフが並んでいた。言葉は多くないとはいえ、その重いセリフ一つ一つを発することが恐怖にすら感じた。
うまく言葉にできない。
しかし、嘘でもそんな簡単に先輩面することはできない。
あんなに真剣に向き合っている新しいサクラ候補生たちの前で、嘘なんかつけない。
見えない何かで、伝えたい。
見えない何かとは、、。
結局、自分なりに積み上げてきた颯真を信じるしかなかった。
そして、珀、鋭利、柊介を想うしかなかった。
三人は常に舞台上にいてくれた気がする。
彼らを想えば、強く感じた。
離れた今回だからこそ、気付いたんです。
見えない絆で僕らは結ばれている。
やっぱり僕らはメサイアなんだな、と。
常に孤独と向き合う僕ら。
今どこにいて、何をしてるかも知らない。
でも、一人じゃない。
不思議な作品です。
こんなに愛情がわくとおもいませんでした。
多分今回の間宮、有賀、白崎、悠里。
この四人も同じ感覚だと思います。
神戸公演では、この四人と同じ楽屋でした。
めちゃくちゃ仲良しな四人を見て、最高に楽しかったし、笑った。
そして、彼らにも、もう誰にも邪魔できない程の太い絆を感じた。
完全なる新生メサイアだ。
舞台上でもステキに輝いていて、、
熱い魂に心打たれた。
そして、なんだか感謝の気持ちで溢れた。
たくさんの方がメサイアを愛してくださいました。
そして守り続けてくださいました。
全ての方のおかげで、また颯真として戻ることができました。
感謝してもしきれません。
心から、ありがとう。
そして、いつか。
零杯ノ日を夢見て。
五条颯真役 太田基裕