泉房穂の原点は障害を持つ弟さん | 備忘録以上、評論未満。

 

 

最近よくテレビ番組で見かける

 

前明石市長の泉房穂さん。

 

歯に衣着せない

 

切れ味鋭い話しっぷりで

 

関西の人々だけでなく

 

関東の人々まで魅了する。

 

その話しぶりや性格から

 

賛否両論も起きているが

 

まあ「熱い」んだろうね。

 

この国の未来に対して。

 

一世風靡した橋下徹さんが

 

フェードアウトしている一方で

 

各メディアに泉さんを起用したい

 

という思惑も透けて見える。

 

 

 

そんな泉さんの

 

6年以上前のインタビューを読んだ。

 

そしてこの人の「原点」が

 

障害を持って生まれた

 

弟さんだったんだな

 

と、初めて知った。

 

 

 

 

 

学校側が嫌がる障害児の受け入れ。

 

苦しみ悩む家族の葛藤。

 

すべてを託されたお兄ちゃん。

 

たとえ五体満足でも

 

なにかでしくじった人間に対して

 

この社会はかなり厳しい。

 

まして障害(ハンディ)を持っている

 

という現実がそこにあると

 

もっと厳しいのがこの社会だ。

 

 

 

わたしは親族に

 

知的障害を持つ従弟がいたので

 

普通の人よりは

 

その事実を理解している。

 

従弟は昨年他界したが

 

彼と兄弟のように育ったおかげで

 

わたしは大学進学と同時に

 

ボランティアサークルへと入り

 

生まれて初めて

 

福祉の世界を知ることになった。

 

そこで学んだ一番大きなこと。

 

それは

 

「自分の目線だけで生きるな」

 

ということ。

 

いまもなにかで悩むと

 

このときの体験を思い出す。

 

 

 

上に張った

 

泉さんのインタビューを

 

ぜひお読み戴きたい。

 

マシンガントークのおっさんを

 

番組で見ると

 

たまにうるせえなあと感じるが

 

その原点はピュアだと思う。