仁義 | 元晴・MOTOHARU FUKADA オフィシャルブログ by Ameba

仁義

雑誌も、教師も、公共のルールや広告も、医者も、ミュージシャンも、テレビも、きっとほとんどの仕事が聖職であるべきで、
そのほとんどに自己中心的、ことなかれ主義的な物、者が氾濫し、
気がつけばその中に入っちゃってたって人もまだまだ多い世の中、
俺たちが持つべきはそれを判断する目、センス。
僕の周りにはそれに長けている人ばかりなので、勉強になる事も多いのですが、
一度外に出ると、ネットを開くと、残念な事も多いです。

今の世の中"感じる"だけじゃ危うい。
考えることが必要です。


野球賭博の問題だって、お金を掛ける事自体は悪い?
俺はパチンコ屋で働き、そこのボーナスと競馬で稼いだ金を持ってアメリカに留学した。
競馬は農林省が管轄しているからOK
パチンコは玉を一旦景品に変え、それを交換所に行って現金に変える。
野球賭博も一旦豆か何かでも掛けてその豆をあとで売買すればいいのか。
玉が出過ぎると言っては新しい基準に変え、やっぱり出なさすぎると言っては新しい基準に変え、
その都度メーカーは新しい基準の台を作り金を払い審査を受ける。
文句言うのも審査するのも保安電子通信技術協会、通称"保通協"
警察の天下り先である。
正義を持って警察官になった人達は皆この矛盾に苦しむのだろう。
交番勤務や町の警察官にはいい人が多い。
正義の無い者か不感症な者が出世していくのだろうか。


ちなみに
宝くじは総務省
競艇は国土交通省
競輪は経済産業省
スポーツ振興くじtotoは文部科学省
が管轄し、天下り先になっている。

全てが悪いとは言わない。一部の名ばかり理事の話だ。
totoの売り上げがスポーツ振興に使われてるのかだけは疑問だが。

なんと著作権協会JASRACも文部科学省の天下り先で
音楽なんてよくわかってないじじぃ達がすげー金額を毎年持って行く。
田舎のカラオケスナックとかから莫大な金を徴収して、じじぃ達は喜んでいるのだ。
ソイルとしてもJASRACからの脱退を真剣に考えている。


この前の事業仕分けで天下りのお金が問題に上がった。
画期的な事だと思った。
民主党にもう少しやってもらいたいと思った理由の一つだ。

その直後の野球賭博の問題。
俺には誰かが問題をすり替えるために焚き付けてるように見える。
ヤクザから買ってたのが問題だって言うけど、誰にも迷惑かけずに成り立ってた世界だ。
普天間の土地を買いあさってる政治家なんかよりも、まぁこれも民主党の前原らしいのだが、
あとはガキを使って弱者から金を取るオレオレ詐欺なんかよりも、全然いい。
賭博が潰されてその補填が弱者に回らないことを願う。
このタイプのヤクザさんは仁義のあるタイプだと思うのでそうならないと信じる。
ヤクザさんにしかできない仕事もある。
町の風紀を守る事だってできるし、かつてはしていたのだ。
金満政治家や権力を勘違い利用してる者を狩る事だってできる。

山口組の3代目田岡さんはそういう方だったと思う。
組員にかたぎの仕事を持たせ、まじめに仕事をさせた。
音楽事務所も設立し、美空ひばりも一緒に仕事をした。
一言にやくざと繋がりがあると言ってもそこに美空大先輩の考えも伺える。


カジノが民営化されないのも要はくそじじぃ達が俺らに金が入ってこない賭け事を勝手にするなってことだ。


何が言いたいかって、なんでもいいけど自分の私欲を守るために他を潰すやつらは卑しいって事。

いまだソイルはジャズじゃないとか言ってる雑誌やサックス吹きも結局はそういう事なんだなと思う。
なぜならあいつらは俺らの音を聴こうともしない。
ただ自分の仕事を守りたいちっちゃな人間だ。
仁義を持ってない潰しにくるやつらと俺は戦う。
そして音に惹かれた人は会ってみるとやはり人間も素晴らしいのだ。


まぁ、あとはギャンブルもいいけど、ハマりすぎるなよって事かな笑

全ては体験学習。
そこで何かを得る事だ。見たもの感じた事を先に活かせれば何やってもいいと思う。
人に迷惑かけなければ。
仁義を持っていれば。




元晴晴れ