GTD 限定アイアンBlackice Limited がめちゃ気に入った件(試打) | 私をゴルフに連れてって!

私をゴルフに連れてって!

よく飛ぶドライバー試打します。 ランキングします。コース紹介します。 熱意描きます。75切ります。

 

GTD の100セット限定アイアン(Blackice Limitedアイアン)が2種類、手に入ったので、

カーボンシャフトを挿して試打してみたところ、

とんでもなく気に入ってしまったので、

 

  • LimitedではないBlackiceアイアンとの違い
  • Blackice Limited MB Iron(マッスルバック)とBlackice Limited CB Iron(キャビティ)の違い、その特徴

 

を書いとこうと思います。

 

◾️ Blackice CB アイアンと、限定のBlackice CB アイアンの違い

 

 

上が通常のBlackice CB アイアン、下が限定のBlackice CB アイアン(Blackice Limited CB Iron)ですね。どちらも#7アイアンです。

ハッキリ言ってそっくりです。バックフェースのミーリングの方法とかも同じで、

たまに、どっちがどっちだかわからなくなることもあります。

ただ…

 

 

左の通常のBlackice CB アイアンのほうが、フェースがちょっとばかり長いことがわかります。

(スコアラインも1mmくらい長いです)

でもフェースの「高さ」は変わらないので、通常のBlackice CB アイアンのほうが、少しだけシャローなヘッドに感じます。

で、当然、実際に打っていても、フェースターンが通常のBlackice CB アイアンのほうがゆっくりなので、決して捕まらないわけではないですが、通常のBlackice CB アイアンのほうがとにかく「ヒッカケ」しづらくて、とにかく真っ直ぐ飛びたがります。

逆に言うと限定のBlackice CB アイアンのほうが、玄人好みにヘッドが小ぶりで、操作性は良いです。

 

で、写真ではカメラアングルの関係上、左の通常のBlackice CB アイアンのほうがロフトが寝てるみたいに見えちゃってますが、

実際は限定のBlackice CB アイアンのほうがロフトが2度寝てます。

通常のBlackice CB アイアンは7番アイアンで、30度(けっこうストロングロフト)

限定モデルのBlackice CB アイアンは7番アイアンで、32度(数年前の普通)

です。

つまり限定モデルのBlackiceは(CB、MBともに)玄人向き。

たとえばプロの選手に打たせても「使えるねぇ」と言ってもらえるような、ちょうどよいコンベンショナブルなヘッドに仕上げているわけです。競技に出るシングルプレーヤーとか、プロとか、ポケキャビとか眼中にない人向きで、もちろん軟鉄鍛造アイアンしか使う気はなくて、

そんで、試合で使って「違和感のないヘッド」ですね。

通常版のほうは、ややストロングロフトの低重心の軟鉄鍛造アイアンだと言えると思います。

 

あと、通常版のBlackice CB アイアンのほうが、ソールは1mmほど厚くて、少し低重心になっています。

払い打ちする方なら通常版、ターフを削る人なら限定版のほうが向いているでしょう。

(でも、限定版でもトップぎみに当たってもけっこう球は浮くんだよなぁ)

 

あ、通常版のBlackice CB アイアンのほうが、5ヤードくらい飛びますね。

ドライバーのHS40〜42くらいの私で、#7のフルショットで、通常盤が150y、限定版で145yくらいです。

私は、冬は通常版、春から秋までは限定版をエースで使おうと思ってます。

 

打感? めちゃいいに決まってるじゃないですか。

もう、球が潰れる感触が、キモチいい〜(しかもスイートスポットがめちゃ広いっ!)

 

 

◾️ Blackice Limited MB Iron(マッスルバック)とBlackice Limited CB Iron(キャビティ)の違い、その特徴

 

 

マッスルバックのMBアイアン(左)とCBアイアン(右)は兄弟モデルですね。

光の反射でMBアイアンのほうが黒っぽく見えちゃってますが、

同じシルバーフィニッシュで、フェースの大きさも同じ、

ロフトやライ角も同じ、

弾道もほとんど同じです。

限定CBアイアンのキャビティ部分を削りとって、そのぶんの重量をマッスル部分の肉厚に足したカンジでした。

 

 

キャビティのCBアイアン(左)とマッスルバックのMBアイアンの「構え」を比べてみると、

トップの厚みもそんなに変わらず、ほとんど同じ感じです。

 

 

これも写真の撮り方がちょっと悪かったせいで右のクラブのほうがデカく見えちゃってますけど、ソールの厚さも同じです。厚すぎず、薄すぎず、ってカンジですね。

まあ、見た目的にもわかると思いますが、

基本的には、ターフを取ってダウンブローぎみにボールを打ちたい…

…けれども、払い打ちになっても、それなりに使えるボールになる!

っていう、ギリギリのセンを狙ったソールの厚さです。

 

GTDゴルフのコンセプトは、「女子プロに使ってもらって結果が出るクラブ作り」なワケですので、「ヘッドスピード高めの女子プロ選手向け」「シニアの男子プロ選手向け」に作られた限定モデル、という点ではCBもMBも変わりません。

 

で、打ち比べてみますと…

めっちゃいいスイングで、超まっ芯を喰ったベストボールを打った時は、

両者とも変わりません。ほとんど同じ打感、ほとんど同じ弾道、ほとんど同じ飛距離です。

でも、

芯を外した時は、やはり限定CBアイアンのほうが、明らかにカバーしてくれます。

 

しかし、打ち込み方を変えて、スピン量をコントロールしようとしたり、

左右に曲げようとすると、

MBアイアンのほうが素直に、そのまま反映した球を打ち出してくれます。

 

しかし!

このバックフェースのウェイトの配分の妙を見てくださいな。

 

 

マッスルバックなら、むしろ中央をこんもりさせるところ、

限定MBアイアンでも、左右に大きくウェイトを振り分けているので、

とにかく打点のミスヒットに強い、んですよね。

特に、トゥ側に外した時のカバー力はハンパないです。少しくらいなら、外してるのわかんないです。

 

あと、マッスルバックとかだと操作性よすぎて、

ちょっと捕まえに行こうとするとフェースターンしすぎて左にヒッカケしたりしますけど、

そういうのが、めちゃ少ないです。

 

…かといって厚くターフを取って打ち込んだり、ティアップして打ったりする時の

「フェース中央部分」のヒッティングポイントも、しっかり菱形状のウェイトでカバーしてあって、その部分で打ってても、超キモチいい〜。

ここが、「めちゃ気に入った件」というわけですね。

このマッスルバック、ヘタなキャビティバックの軟鉄アイアンよりも、ずっと易しいです。

まっすぐ打っていくぶんには、ほんとに曲がらないしミスしにくいです。

 

ちなみに優しさの順で言ったら、

1、通常のBlackice CBアイアン(高弾道でとにかく曲がらん。そして限定版より5yくらい飛ぶ)

2、限定のBlackice CBアイアン(突飛じゃない弾道的には超優等生)

3、限定のBlackice MBアイアン(これでも十分やさしい)

ってカンジです。

 

 

限定MBアイアンのほうは、本当は4番アイアンからの7本セットで、

限定CBアイアンのほうは、本当は5番アイアンからの6本セットになってます。

 

限定100セットの販売なので、今日現在で、あと残りは

MBとCBともに6セットだけですね。売り切れたら、もう生産しないみたいです!

 

→GTD【限定】Blackice Limitedアイアン、ほんとに残りわずか!

 

コロナの関係でアイアンシャフトの輸入が止まってますけど、相談のりますよ。

 

→GTD Black ice The MAXドライバーについて