最近は「朝の早出」と「お昼休み」に各々のレース車両か自分のバイクを整備している横浜バイク屋女子のワタシです♫

整備予約をお電話で取られる方が、10:00前の枠と、12:00〜13:00の枠が取れないのは↑そう言う事なのです。

申し訳ございません…。




そんな「お昼枠」にワタクシ、ふと思って…。

モトドZX636R、リアフレーム切断してしまいました。



「えー!!何やっているですか!!」

とメカ君にものすごい顔で言われて、ハッとしました!

ワタシ、何やってるの!!

しかも、一週間後にツーリングでしょ?と言われて…。

本気で忘れてた!!




ワタシ的にはマフラーをセンターアップにして、シートカウルも新型にしようと思ってて、イメージが湧かないから、邪魔な「リアフレーム」をカットしてみたのです…。


バイクで何よりも一番カッコ良いのは、センターアップマフラーで間違いない!!


それを作るために頭と手を使えばいいのですよん♫



もう切っちゃったから、やるっきゃない!!

なんとなくサイレンサーだけを針金と養生テープでぶら下げてみます…。

シートカウルもテキトーに載っけてみます…。




それっぽいけど、エキパイが通る空間がないし、コンピュータやハーネスの処理がどうしていいか全く分からない…。

だってこれはもともとこうだもん。(アッパーカウルは作りモノです)





でも、やるっきゃない!!


(猛烈に後悔してます…)



集合部より後ろ側のエキパイを引っこ抜いて、針穴に糸を通すが如くの隙間へのレイアウトを考えて、仮溶接します!



スイングアームの稼動部や熱害も考慮に入れなくてはなりません。

スイングアームギリギリのクリアランスにはなりますが、突破口を見つけて本溶接に入る前のワタシのドヤ顔❤️



メカ君に相当自慢げに語っておりました。(ごめんね)


何せ時間がない(モトドレギュレーションは休憩以外の営業時間内はプライベート作業は禁止)


本当にドジョウのように、ひょっこりとフレーム、スイングアームの隙間を抜けられる所を見つけました。




なんとかマフラーは取り付け完了しました❤️

シートカウルもシートレール改造溶接して、フィッティングします。

時間がないのでシートカウルはざっくり塗りました。

そして完成!!!





違和感なく、全体のバランスもしっかりしてます♫

この年式にもこのカウルの年式には、はたまた純正センターアップマフラーにもない「攻めたデザイン」のバイクになりました。



ただ、ワタシも何のためにそんな事したか分かりません…。

本当の本当に取り憑かれていたみたいです。(←マジ)

疲れて、訳の分からない事をしたのでしょうか?

あの時のワタシの精神状態は全く不明ですし、計測や下調べもなしだけど、「きっと出来る!」と思っていたのでしょうね…。



でも…。


カッコ良くなったから、まあいっか!!

と思うようにします…。(フレーム切断は業界人としては失格ですもん)


どんな難しい事も出来ると言う、無駄な自信…。


良いか悪いか微妙…。


そんな時もありますって!!(人間だもの)


そしてそんな厳しい納期で作ったバイク(テストなし)でモトドツーリング2020秋に行ってきました♫





続く!!!!!