私が、一番デイトレで有利と思うのは、その日のトレードで自分の犯した過ちを速やかに認識し、それをフィードバックして技術を向上させていく速度が期待できることだと考えています。ただ、それを
実際に実行している人は、少数派であるとも思います。そんな私も、その他の大多数の中の一人でした。
本格的に相場を勉強するうち、どの書籍にも共通して記載されていることがありました。それは、自分の取引を記録し、それを評価するという内容でした。
私は、試行錯誤をしながら「つもり売買」をしていき、その記録をノートに書きだしていきました。しかし、それでも、学習曲線は中々上がってはいきませんでした。
ただ記録するだけではダメだという事実を、実践していくうちに気づきました。試行錯誤の中で必要だと感じた「教訓事項ノート」を新たに加え、「つもり売買」のノートにも教訓事項・エントリー理由・イグジット理由を記入し、次にインの時刻、アウトの時刻を加えていきました。
教訓事項は、どの時点の教訓かを分かるように日付を記入し、後で見直す作業を繰り返していき、ようやく自分の学習曲線が向上していっていることを肌で感じられるようになりました。
この「試行錯誤」できる時間と資金が必要でしたが、幸い、その時の私には、それがありました。記録をするときに大切なのは、そのエントリー理由が何なのかと、そのリスクに見合う利益の予測、エントリー理由がなくなった場合、どう対処(利確・損切)をするか、イグジットのシナリオまで考えておくことが大切です。実際、それが出来ている人も本当に少数派だと思います。
デイトレーダーの1年間の生存率が10%前後というのも頷けます。それは、途方もなく面倒で労力を要する地道な作業が継続的に必要であると認識せずに、安易な気持ちで市場に参入してくる人が余りにも多いからです。デイトレードは「楽」に儲けられるものではありません。デイトレードは、
学習曲線が向上する利点がなければ、破滅的な速度で資金を失っていきます。それは、間違ったエントリーやイグジットを繰り返し、利益が損失に変わる恐怖や損失が利益に変わった体験から早すぎる利食い、遅すぎる損切りを本能的に行うようになり、損大利小という行動を繰返してしまうのだと思います。そして、負けてしまうトレーダーの多くが動物的であり、恐怖や快楽を感じるときに本能的に行動する群衆と化し、結果的に痛みに耐えられなくなるポイントがシンクロして、売ったら騰がり、買ったら下がるという現象が起こっているのだと認識しています。
当ブログは、自分の退場経験から得た教訓や経験を皆さんに伝えるとともに、自分に対する戒めとして、自分のそれまでの思考過程を綴っていきたいと思います。また、取引記録をどのように活用し、どのように結果に結びつけていくかを、皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。



