2024年1月4日にカウンセリングを受けた。

 

そのカウンセリングで久々にインナーチャイルドがでてきたので

内容を記録しようと思う。

 

カウンセリングの内容を書く前に

自分の生い立ちを書くことにする。

 

3歳のとき、私は戸籍上、母方の祖母の養女になった。

私だけ母父姉とはちがう苗字となった。

 

当時も大人になっても家族の誰からも説明はなく、私自身も誰に聞くこともなかった。

 

当時、 祖母 祖父 母 父 姉 私の6人で母の実家に住んでいたが

祖母と母の激しいけんかが絶えず、母は実家を出る事に決めた。

 

そのとき母が玄関で私に放った言葉

『あんたはおばあちゃんの子供やから、ここに居なさい。』

 

そう言われた私は嫌だと泣き叫び、

結局家族についていき、大人になるまで家族4人で生活をしてきたのだが。

 

母親が私を捨てようとしたという事実は

私の心に暗い影を落とした。

 

中学生になると過食症、不眠症になり

大人になるとうつ病、愛着障害(見捨てられ不安)で苦しむようになった。

 

私は要らない人間なんだ

こんな自分に幸せや愛にあふれた人生を歩めるだなんて不可能だ

自分にはそんな権利はないと信じ思いこんでしまった。

 

こんな私に結婚なんて 

こんな私に子供なんて育てられるわけがない。

 

と今までチャンスがいくつかあったが、それを選ばなかった。

 

このワークで、自分の愛着の問題にこの出来事が

大きく影響しているとはっきりと気づかされた。

 

この時の私の感情を吐き出すワークをした。

 

私を見捨てるな!   

 

と言ってみると、

3歳のときに母に捨てられた時の悲しみの感情がよみがえり涙があふれた。

『お母さんが私にこんな事を言うなんて』とパニックになった事も思い出した。

 

ワークが進み、いろんな言葉を言ってみたが

 

名前がかわっても、あなたは大切な家族だから一緒にいこう。

 

という言葉も

本当はこんな優しい言葉が欲しかったんだと涙があふれた。

 

 

カウンセラーさんから、一人の時も同じワークをするよう提案があり

さっそく一人でもやってみた。

 

当時、感じていた母への激しい憎悪ともいえる怒りの感情もでてきた。

久しぶりに号泣した。

涙を流すのは、とても気持ちがいい。

 

このワークをしっかりやりきると、同じような状況

(私を見捨てるな!と言いたくなる状況)は起こらなくなるとの事🙌

 

やっとゴールが見えてきた。

なんと45年越し 正直もっと早く終わらせたかった( ;∀;)

 

 

医者が提供する

認知の歪みに気づくプログラムには多少の効果はある。

 

しかし、私のように幼少期に深い心の傷を負い、それが残っている場合

認知レベルでどうにかなるものではないのでは?とも感じていた。

 

解決方法があるのに(心理療法やカウンセリング)

医者はなぜ受けさせてくれなかったのか。

 

なぜこんな方法があるよと教えてくれないのか? 

ただ知らないだけなのか?

ほんとうに不思議でならない。

 

医者よりも今のカウンセラーさんを信じてカウンセリングを続けて本当に良かった。

と心から思ったカウンセリングだった。