かなり久しぶりの更新。見てる人いるかビミョーなブログだが気がつけば九レプオータムまであと少し。ほぼ半年くらい放置してた(苦笑)
中南米に生息し、大きさは3センチくらい。100種以上の仲間がいて、だいたい6種が国内に流通している。
今回はこの子たち
フライシュマンアマガエルモドキ
Hyalinobatrachium fleischmanni
長い、とにかく長い。和名も学名も(笑)
名前のとおりアマガエルに似て非なるもの。
一昨年くらいにグミガエルとして有名になった本種の最大の特徴は腹部が透けていること

故に英名ではglass frogと呼ばれる。心臓の動きも見える

中南米に生息し、大きさは3センチくらい。100種以上の仲間がいて、だいたい6種が国内に流通している。
同属のヴォレリオはCBでの入荷が以前からあったものの、一昨年あたりから本種や同属、他属の種はよく入荷し始めた気がする

もっとも、アトラとかカスケードはほぼ見ないが…
WCが流通の主軸である以上、国内で少しは殖えているが、そのうち流通は止まると思う

実際、インドホシやパンケのⅠ類昇格が決まった2019のCITESでもⅡ類になる予定だったが否決されたと聞いた。
飼育に関しては落ち着けば割と丈夫。
注意点は小さな餌を切らさない。極端な高温、低温、乾燥に晒さないくらい。
導入初期の環境は小型プラケ。床材はキッチンペーパーだったりウールマット、ペットシーツなんか。誤飲事故は防ぎやすい。フンの確認も容易。
餌でコオロギやレッドローチを使うなら床材の下に隠れるから気をつける。
食ってると思ってたら隠れてただけもあり得る

自分はショウジョウバエを使うので隙間はできるけれど水をよく吸うペットシーツ。
餌は先述のとおりコオロギやレッドローチ、ショウジョウバエ。コオロギは1、2齢くらい、ローチも同じくらいの大きさ。ハエはキイロでもトリニドでも。とりあえず多く流通するサイズの個体ならこのあたり

ただし、食べづらいようなら小さなものを。逆に食べられるからと大きなものをやると脱腸する可能性も。
個人的にハエがいいと思ってる。カエルの活動する葉の上や壁面を動くし、あまり隠れない
それに自分で殖やせば安定的に得られる。デメリットは水場に入りやすいことと入手しづらいことくらいか。

頻度は最低でも2日に一回。毎日食べられるようにしてても良い。痩せると大変。この手は物理的に対処しづらい。
昼間は葉の裏にくっついてる。
夜間に活動するため、夜に霧吹きをしてから餌を入れる。
初期は痩せてる個体もいるので餌を確実に食わせることやフンを確認するためにシンプルに。
安定して体型もしっかりしてたらグラテラなんかで飼ってもいい。ただし、餌を食えるように餌皿とかの工夫は必要。
あまり凝ったレイアウトは楽しいが観察しづらい。
レイアウトしてるケージの全体像はレイアウトセンスないので割愛

繁殖はまだやってないのでそのうち。参考にするならクリーパーの83号にあわしまマリンパークのレポートが載っている。
毎度のことだが、これらの文章は個人の経験や感覚に基づくものだったり、うちで上手くいってる方法だったりするので参考程度に。何かあっても責任は取れないのでご自分でも色々調べて購入先でも確認を。