演歌歌手のケツもちはヤクザだ。
シノギの取り合いで揉めることもあった。
組長の誕生会で肉を焼いてた演歌歌手、、いない。
あ、いたかなあ。
敵対している組織が、抗争以外は顔合わせしないわけではない。
上のほうではキチンと仁義を通しているし、交流もないわけじゃなかった。
冠婚葬祭なんかがあると、胃がキリキリ痛む。
ただ、仕事で揉めたりした場合、、、。
例えば、代議士繋がりの仕事はカネになる。
芸能人のケツ持ちレベルだろう。
いまでは、法律も変わり、世論がうるさいので薄い縁になっただろうが。
そのときに、あたしがいた事務所の会長が出てきてうまく仲を取り持っていた。
で、シノギの采配をするのだ。
与党だけでなく野党のセンセーがたも、選挙の前にはお願いにいらしていた。女性議員も。
マスコミ、政府、官僚、政治家、裏組織、米軍、経団連、すべて繋がりがある。
あぁ、あと、カルト宗教ね。
政治家のセンセーがたは官僚にコントロールされ、経団連や米軍、それに外資企業の望み通りに動けばお金がもらえる。
会長の世話に、たまに息子さんもいらした。
かなり年齢がジジイであるのに、あんなにまだ元気なのは何か変なクスリでも飲んでいるのだろうか。
政治家や裏社会の生き字引のような会長は、生きているだけで邪魔だろうが、もう、殺されることさえもないのだろ。
空を見上げているのはあたしだけか。
この世に悩殺されているひとは下しか見んからな。