アダルト声優とシナリオを書いている時代のことは、黒だ。
黒歴史だ。
いや、、ピンク歴史か。
だいたいやね、男向けのエロ映画なんぞ女が感じるものではない。
女性向けのエロは女性しか感じないのと同様。
単純で夢も希望もないのが男向け。
こんなものをたぬこさんは書いて、そして吹き替えで演じていたのかと呆れ、キライになるぜ。
セックスは気回しと優しさがなければ、ただの肉体労働だからな。
あたしは消したい記憶がたくさんある。
消したい男もたくさんだ。(この世から)
たまに、メンタルを保つために黒のマッキーでそれらを脳内で塗りつぶすこともあるが。
たぶん、完璧に消えるのには記憶喪失になるしかない。
そのわりに、ヤった男は記憶を失ったのかと思うほど覚えちゃいない。
顔も、名前も、ぺ〇スのかたちも、それに声さえも覚えていないのに職業だけは完璧に記憶している。
でもね、仕事持ってるヤツは最後まで追いかけてこない。
ストーカーするまえで止める。
失う代償が大きすぎるんだろ。
だけど、無職とか生きがいのない生きる屍とか、底なしにカネがあるヤツとかはとんでもない犯罪者になることもある。
親が不祥事をもみ消してくれるケースもあるし。
生まれたときから失うもんはなにもねぇってほど、なにも持たされずに生きてるヤツもいた。
Ⅿ男とSMプレイをしているときのことは、黒にはならない。
あれはあれで深みがあった・・。
相手の気持ちに探りを入れながら、相当、気を遣うものだ。
それに、みんな悩みを持っている。
から、マゾになる。
仕事や人生の重圧を感じて、それを体内やこころから分散・分解して散らしたいんだろ。
もう2度と出来ない吐き気プレイもあったが。
だけど、あたしは相手がド変態でも嫌いにならねぇな。
Ⅿ男は無理やり襲わないし、まぁ、いい子で敬語でこちらを尊重してくれる。
アル中や薬物中毒医療センターの担当のように、話を聞いてあげるだけ。
自分が感じたいなんて心にも思わなければ、女王様は出来るだろう。
思いやりと優しい笑みは大事だが。
そうそう。
あたしは優しい女だったのだ。
そう思おう。
そうそう。
だって、これ以上黒の記憶はいらん。
ふん、、。