前記事にも書いた相米監督の日活ロマンポルノ『ラブホテル』には、山口百恵のほかにもんたよしのりの『赤いアンブレラ』も入っていた。

 

 

最後のシーンで使われていたのかな。

あたしの耳では、ちょっと。

 

 

 

 

相米監督は53歳で亡くなった。

 

相当、変わっていたひとのようだが、日活時代の腕を子役や若い役者でも試していたのだろうか。

 

 

 

 

 

魚影の群れに主演した夏目雅子

 

 

「相米監督がさあ、私にイメージじゃない、って言うの。夏目さんは洗練され過ぎていて、漁師の娘に見えない、って。

 

イメージじゃなきゃあ、最初からキャスティングしなきゃいいじゃない。

 

なのに毎日畳の上に正座させて説教するんだけど急に変わるわけないよね。

親がそういう風に育てなかったのに、今更言われてもしょうがないでしょ、って言ったの。

 

でも、相手は監督だからしょうがない、毎日付き合ってあげたけど、あまり頭よくないよね」

 

 

 

 

 

 

 

相米 慎二 (そうまい しんじ)

 

 

 
 
 
 
 
斉藤由貴。(雪の断章ー情熱ー 主役)
 
 
いつも角材か竹刀を持って現場にいる監督で。
芝居が生ぬるいとたたかれる。
 
また、名前を呼んでもらえることは無くて、基本的に『クズ』とか『ゴミ』とか呼ばるんですね。
 
 
 
 
 
斉藤由貴は、あまりにこの映画がつらかったので降板したくて、バイクに乗るシーンで落ちてケガでもしようとホンキで思っていたらしい。ガーン
 
 
 
 
 
 
 
 
台風クラブ。
 
 
 
 
 
 
 
 
ションベンライダーでは、坂上忍他子役を連れてストリップ劇場ラブにも行ったらしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
薬師丸ひろ子は、ラストで、地下鉄の排気口のうえでセーラー服に赤の紅を塗って、ハイヒールで機関銃を打ち廻るシーンがある。(周りのは一般市民なので弾は出ん)
 
 
制服のスカートが、ぱあっとバルーンのように膨らむんだ。ガーン
 
 
近くにスタッフはいなかったらしい。
恥ずかしかったとあとから告げた。
 
 
 
でも、女優に裸の演技をさせる。
心を吐きださせる。
 
 
それは、ひと皮むけた状態になる。
 
 
 
 
 
 
 
 
映画『ラブホテル』では、エンディングで元妻とラブホテルで出会ったホテトル嬢が行き違う。
 
 
 
そのあとに桜が舞う。🌸
 
 
 
 
男と女の関係はサクラのようにきれいに舞うが、サクラのようには、うまく浄化できないものではないのかな。
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

撮り終わると、女優は必ず、また相米監督と一緒に撮りたいと言うらしい。おやすみ