酔っ払いの独り言 | たちあがろう日本

酔っ払いの独り言

食事の仕方によってその人の内面や育った家庭環境を推測する人は少なからずいる。ソースは俺。

何も各国料理のマナーを完璧にマスターしろなんて言わないし、和食のマナーも俺自身完璧には出来ない。
しかし最低限のマナーというものがあると思う。
クチャクチャと音を立てる所謂クチャラー。...
箸渡しみたいな最低な行為。
口に食べ物を入れて喋った挙句に唾を人の顔に飛ばす。

マナーとは周りの人を不快にさせない為の物。
上記の行為は周りを不快にさせるし、自分自身が恥ずかしい事。(本人に自覚が無くても)
最低限以上のマナーは格好良く見えるし、自己満足でも身に付けるに越したことはない。

不快にさせると言えば特に気になることがお酌の際のマナー。
テーブル席でのパーティーでこちらが席を立ってお酌をして回る際、建前上こちらが上位の立場であっても座ったまま酌を受ける者の多いこと。(気持ちとしてはフィフティーフィフティーで良いけどね)
流石に片手で酌を受ける人間は居ないものの、さっと立って酌を受ける奴なんて皆無に近い。全国区のメーカーの営業マンであってもこのレベル。
少し擁護させてもらうが時代のせいかもしれない。そこまでマナーに関してうるさく言わない時代になった。
しかしそれで不快に思わなくとも違和感を感じる人間がいることを覚えておくべき。


マナーとは周りの人間を不快にさせない為の作法。
自分が恥ずかしいだけならば良いが周りを不快にさせ、さらには迷惑を掛けることもある。
数年前に出席した結婚式のテーブルは最悪だった。そのテーブルに座っているだけで恥ずかしかったし、主役である新郎新婦の顔に泥を塗るのではないかとフォローが大変だった。

将来娘や息子が結婚する時、食事会で相手のマナーがあまりにも酷ければ間違いなく反対すると思う。恐らく十数年後もその考えは変わらないと思う。
俺がそう思っている以上、相手も同様の考えを持っている人は居るはずで、食事のマナーが悪い故に良縁を逃してしまうことがあるかもしれない。
少なくとも一昔前の世代はそういう考えだった。

蛇足だが娘が連れてきた男とは一緒にゴルフをラウンドしたい。ゴルフも食事と同様に人間性がでる。


時代が時代なだけに親に食事のマナーを躾けられなかったことを批判はしないが、成人してからも恥ずかしげもなく最低限のマナーも出来ない奴は信用できない。
幼少期からの習慣は簡単には治せないが、他人を不快にさせないとか迷惑を掛けないと考えれば意識して治せると思う。
逆に言えば幼い頃からの躾が大事なのだ。三つ子の魂百まで。