2022年10月31日


この日、先生からこれからの治療説明があるから家族できてほしいと言われていました。

その前に先生が私と子供達に少し話がしたいとのこと。

打ち合わせではないけれど、今日余命のことを話しますね。と先生。

まさか率直に

「あなたの命はあと半年です」

そんな言い方をするのかな?どんな言い方をするのかな?と思っていました。


疼痛緩和内科の先生は

「今までのツケがまわってきたね」と一言。

そう、旦那にはこの時まで余命のことは一切話していませんでした。治ると信じていました。


入院してからすぐに先生に

「余命半年の診断書は書いてもらえますか?」

と聞きました。

先生

「書きますよ」


リビングニーズ特約を使って生命保険金をもらって

生計をたてようと思いました。


息子が

「とりあえず生きていくためのお金の確保はできたからあとはお父さんを全力で励まそう!」と言ってくれました。

娘の最後の学費も払い込み済。

この時お金の心配がなくなったのは本当によかったです。




この時、旦那は車椅子で面談室にやってきました。

久しぶりに会えた旦那。

旦那も嬉しそう。

お腹はパンパンで(腹水だったと思われる)

それでも治ると思っていたと思います。



「肺にも転移していて、このまま治療をするより緩和の方に専念された方がいいかと。点滴もたくさんつけているので、自宅で療養は難しい。ここは急性期の病院。転院して緩和に専念しましょう。」



旦那は目にうっすら涙をためていました。

もちろん私達も涙。


自宅に戻れないと知った旦那は

「家に猫がいるんです」と先生に言っていました。

返答に困った先生。

「気になりますよね」


この会話が終わった後に旦那は早く部屋に戻りたかったらしく、「今日はありがとね」と言って部屋に戻っていきました。




このラインを娘と息子と読み返して

みんなで泣きました。

これからどんな試練が待っているのか分からない。

家族で乗り切ろう。

そう誓った日でした。






今日は11回目の月命日。

一人で暮らしているお義母さんのところへ行ってきました。

息子のことを思い出しては日々涙する毎日が続いています。

最近ふと思います。

旦那が病気にならなかったら、仲良くやっていたのかなって。

お金のこと、子供のことで喧嘩が絶えなかった毎日。

最期は仲良くできてよかったなと思う今日この頃です。